大月東中学校 美登里の日々

われら励みて人たらむ
われら学びて知るを得む
知るは即ち愛深き
行いをもて証とす
東中学 いや栄えあれ

出前授業が行われました。

2014年11月21日 19時18分29秒 | 学校生活

21日(金),都留高校で化学を教えている鶴田先生を講師に招き,本校3年生を対象にした「出前授業」が行われた。
硝酸銀,酢酸鉛,硫酸銅の水溶液をピペットを使って銅線と亜鉛板の上にしたたらせ,水溶液中の金属を分離させ取り
出す(析出)という実験を行った。
銅線と亜鉛板に析出された金属が付着する様子が樹木が枝を張る様子と似ていることから,「金属樹」と呼ばれ,今日
の授業のタイトルにもなっていた。
生徒たちは,鶴田先生の指示に従い,手際よく作業を行い,ほとんどの生徒が析出に成功していた。
ただ,残念だったのは,自分で析出した金属樹をラミネートして「しおり」を作るのを予定してのだが,それができなかっ
たこと。
これは,短縮授業でいつもより5分早く終わったためで,いたしかたない。
次回の楽しみとしよう。
で,ここからが本題。
実験や作業は,目の前で変化や結果がはっきり出ると楽しい。
でも,大事なのは,どうしてそうなったのだろうか,と理由を考えること。
また,全部が全部,成功するわけでもない。
どちらかといえば,成功することよりも失敗することの方が多い。
そんな時,どうして失敗したのだろうかと,その原因を考えることが大事だ。
現実の生活の出来事も同じ。
成功することよりも失敗すことの方が多い。
そして,成功よりも失敗することによっての方が,学ぶことが多く,得るものが大きい。
日本語の四字熟語で『試行錯誤』。
英語に訳すと “ Trial and Error ”
失敗を恐れず,何事にも積極的に挑戦し,経験値を上げていこう。

ところで,3年生諸君。
「金属樹」がどうしてできたのか,イオン化傾向の違いから説明できる?


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