久しぶりの調理実習

コロナ禍にあえいだ3年半。この間、家庭科の調理実習は、「リスクの高い教育活動」にあげられていたため、実施に二の足を踏んでいました。5類移行後はこれまでの制約も緩やかになったので、大手を振って調理実習を行うことにしました。

先陣を切ったのは2年2組。今日のメニューは煮込みハンバーグ。玉ねぎをみじん切りにしたり、肉をこねたり、皆、楽しそうに調理実習に取り組んでいました。中には、包丁の扱いに慣れている生徒もいて、感心しました。

いくらバーチャルが発達しようと、座学だけでは学べないこともたくさんあります。調理実習はそのよい例です。レシピを眺めていても食べものはできません。実際に包丁で食材を刻んだり、慎重に調味料を計ったりする経験こそ大切です。グループで取り組む作業には、必然的に「対話」も生まれます。自ずと、「対話的」な学びになりますね。堅いことを抜きで、生徒たちが生き生きと「実習」に取り組んでいるだけで、十分に教育効果があると言えるでしょう。

肝心なお味の程は？