2学期始めの発育測定の一環で,養護教諭S先生が,山梨大学のご厚意で貸していただいた「骨密度測定器」を使い,全校生徒の骨密度の測定を行ってくれています。全校生徒の測定は,大変手間のかかる作業ですが,生徒のために労を惜しまず取り組んでいます。
測定方法は実に簡単。右足の靴下を脱ぎ,かかとが当たる部分にジェルを塗布し,測定器にかけると,ものの数秒で結果がプリントアウトされます。
私も話のネタになればと測定してもらいました。結果を年齢に応じたグラフに当てはめると,その年齢の下限値にぎりぎり収まるという状態。日頃不摂生を重ねているので,ある意味予想どおりの結果でした。20才を過ぎると,骨密度を増加させることは難しいようですが,成長期の生徒は,まだまだ骨密度を増やすことができます。適度な運動,十分な睡眠,栄養バランスのとれた食生活(特にカルシウムの摂取)が,骨密度の増加には必要なのだそうです。
健康寿命日本一の山梨に住む一人として,骨の健康にも気をつけたいものです。