大月東中学校 美登里の日々

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われら学びて知るを得む
知るは即ち愛深き
行いをもて証とす
東中学 いや栄えあれ

平成24年度中学校卒業予定者第1次進路希望調査結果

2012年10月11日 09時20分21秒 | 学校生活
 10日(水),山梨県教育委員会教育庁高校教育課(新しい学校づくり推進室)のホームページに,平成24年度中学校卒業予定者の第1次進路希望調査結果が掲載された。
 近隣の高校の状況は以下の通り。

学校名  学科   定員  志願者数 倍率
都留    普通    240   253   1.05
上野原  総合学科 190   182   0.96
谷村    一括募集 140   119   0.85
桂     普通    160   119   0.74
       文理     30    21   0.7
      
 これだけを見ると,都留高は志願者数が定員をオーバーしているものの,他は定員に満ちていず,受けさえすれば誰でも合格できそうな気がしてくる。
 でも,それは大きな間違い。その理由は以下の2つ。
 1つは,この定員は平成24年度入学者の定員であって,君たち3年生が実際に受検する時の定員ではないことだ。昨年度に比べて調査対象者,高校進学希望者がともに少なくなっているので,当然定員も減らされることになるだろう。どの高校が,どれくらい減るかは今回の調査をもとにこれから決めることになる。
 2つ目は,定員に志願者数が満ちていなくても,その高校の求める学力水準に達していない場合は,不合格とする例が近年多く見られること。再募集制度は,君たち受検者に2度の受検機会を与えると同時に,高校側にとってもより優秀な生徒を選抜する機会を2回持つことにもなるわけだ。
 高校は誰もが進学できる義務教育ではない。希望する高校に入学するためには,何らかの試験を受けなければならない。そしてその試験は「選抜試験」であるという厳しい現実をしっかりと認識し,そのための準備を怠らないようにしよう。
 また,就職を考えている人は,高校生活よりもより一層厳しい現実社会が待ち受けていることを覚悟し,社会的規範に適合できるよう日々の生活を創り上げていこう。
 3年生諸君。中学校生活,義務教育も残すところ,あと5か月だ。それぞれが,それぞれの進路希望の実現に向けて精一杯がんばろう。

 ちなみに,平成25年度入試情報を知りたい人はここをクリックしてください。