講談社KCフレンド 1981～1983
1巻19830518 第3刷(19811215 第1刷 昭和56年)
2巻19820815 第1刷
3巻19830518 第2刷19830115 第1刷 昭和58年)
ほぼ毎晩チェックする○んだらけのサイト、レトロ少女漫画の通販紹介に
「ん…？」と、幼少のみぎりに見た覚えのある絵柄、そしてタイトルに「ドラ吸ラ」。
気になって購入ボタンを、と思うも、すでに売り切れ表示となっておりました。
仕方がない、と某オークションサイトで落札購入です。
奥付を見返しますと、昭和56年初版…少女フレンドで何を連載していたっけ、と
検索をかけるまでもありません！
大和和紀「ヨコハマ物語」ですよ！！！！リアルタイム読んだのは「はいからさんが通る」
ではなく、その次の次位に連載していた「ヨコハマ物語」これですよ、これ。
当時、神戸に住んでいたので港湾事業に触れた最後の方は…微妙な気持ち(苦笑)でした。
子供だったけれど、元町といえば、神戸だよ神戸！って、水も腐らないから
貿易港として栄えたんだもん！横浜がなんだよって……。
で、その連載されていた雑誌を立ち読みしてた時、こちらの漫画を読んだのですね。
全3巻中、私が読んだというか見た記憶があるのは1巻分でした。
狼人間の狼状態がかわいいなぁなんて思ってたことを思い出しました。
主人公の女の子「今川按子(あんこ)」おかっぱ頭に丸眉で、
「ときめきトゥナイト」の神谷陽子を彷彿とさせる…主人公のお顔何とも言えません。
そういえば1982年に「ときめトゥナイト」は連載開始とアニメ開始だから同時代なんですねぇ…、
話を元に戻しまして、「Ｍｒ．ドラ吸ラ」の登場人物の名前は、和菓子で責めてます。
道明寺空也(どうみょうじくうや)、丹波粽(たんばちまき)、丹波大納言(たんばだいなごん)、佐藤千光(さとうせんこう)、有角満寿(あるかどまんじゅ)、
このセンスすごいです堪らない！
で、子供の時には気付きませんでしたが、按子のお洋服は種類が豊富でおしゃれだということ！
リボンベルトの7分丈のサルエル？パンツにヒール、セーラーカラーのブラウスとリボンパンツ、
ワンピース、ボーダーシャツとカーディガンとかほぼ毎回の連載ごとにお洋服が違う…。
すごいですよねこれって今と違って全コマ手書きでコピーじゃない訳で、気合が入ってます。
恋愛コメディーのくくりに入るお話ですが、ギャグなどはやはり時代を感じる部分が
あるので今読むと厳しい(近藤真彦とか田原俊彦)けれど、華やかさかわいさ、テンポとかは
今でも十分に通用するのではと思います。
