はばかりさま

日常生活など諸々の自己満足日記、
マイブームは「スウィンギンロンドン60'&昭和40年代」です。

ヤマシタトモコ「くいもの処明楽」

2009-01-12 | 漫画



東京漫画社 定価649円

大変に評判が高くて(帯にも書かれますけれど)でも今一つ
手が伸びなかったのは…某青年誌に今市子の代表作「百鬼夜○抄」の
パクリを投稿して謝罪云々というのをネットで知ってまして
青年誌がダメになって結局BL誌へ…なんだろうというイメージを
持っていたので読む気が全くしなかったのです…。

で、「うまいか」と聞かれたら「上手い」と答えられるけれども、
「好きか」と聞かれたら「微妙(に嫌いかも…)」と答えます。
絵の構成や台詞も上手いとは思う、思うけれど、
そこに「萌え」という名のエロや腐心が感じられない。
それはアユヤマネにも言えるけど話や絵(コマ)が上手いからって
面白いかと言われると……違う。
よくできたBLもどき漫画を読んだ感じで、男同士の恋愛が
好きで堪らないんですだから描きたいんです!みたいな熱いものが
感じられなくて、どうも、、、。
絵柄が雁須磨子+西田東っぽいのもどうも、、。




「恋の話がしたい」リブレ刊に至っては立ち位置といいますか
攻守が逆でしょう?と思うのでどうも…。

あとちょっと気になったのが「くいもの~」の巻末は
よしながふみの「月とサンダル」を思い出しこれまた微妙な気持ちに。



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