『伊豆山神社・本宮社』 御祭神 正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊 拷幡千千姫尊 瓊瓊杵尊
早朝、旧暦初日の出を期し登拝。
伊豆山神社社殿の脇は登山道への入り口となっており、そこから入山。
十数分ほど歩くと、「白山神社」が鎮座している。
(今回、写真撮影したものの・・・真っ暗
)
この地では、病気平癒の神として知られるらしい。
御祭神は、菊理媛命(ククリヒメノミコト)。
そこからさらに登ると、ほどなく「子恋の森公園」に。
伊豆三勝と名高く、「古々井」「古々比」ともいうそうです。
この公園を抜け、車道に出ます。
すると・・・
鳥居が見え、そこに
『結明神・本社』が鎮座。
御祭神は日精・月精、男女の縁結びの神としてつとに有名。
ここからさらに登っていくと
このような鳥居が見えてきます。
こちらが本宮社。
早朝参拝、および大祓詞奏上をこちらで。
朝食の後、早速出発。
途中、十国峠で休憩しつつ、箱根へ。
富士山。
『箱根神社』はこちらから。
御祭神・箱根大神は、瓊瓊杵尊 木花咲耶姫命 彦火火出見尊 三神の総称。
九頭龍神社 新宮の横には古代山岳信仰の名残りをとどめる通称
安産杉。
古代祭祀の象徴たる神籬(ヒモロギ)として崇めてきたといいます。
神籬とは、神道において祭祀の際、神の降臨のための依り代の事。
『箱根神社』から車で数分、とある駐車場から徒歩で行くのが…
『九頭龍神社・本宮』 御祭神 九頭龍大神
芦ノ湖の九頭龍伝説(龍神信仰)を今に伝える神社。
現在は、恋愛成就の神として、つとに知られる。
この日も、一人芦ノ湖を歩いてきて参拝する女性が目立った。
『白龍神社』 御祭神 白龍大神
「おそうじ隊」としては、こちらの神社を箱根・龍神信仰のコアと捉えます。
また、湖岸ということもあり、配置されていた
『弁財天社』。
御祭神は市杵島姫命。
ここ、九頭龍神社・本宮への行き方は結構分かりにくいので、簡単に概略を
【ザ・プリンス箱根】の駐車場の脇に「神山通り」という道があります。
この道を15分くらいひたすら歩くと、
という看板が見えてきます。
ここから中に入って(有料)参拝となります。
また、駐車場と駒ヶ岳ロープウェイは隣接しているので、そのまま『箱根元宮』にも参拝可能。
『箱根元宮』 御祭神 箱根大神
「駒ヶ岳は北に霊峰神山を拝し、古代祭祀=山岳信 仰が行われたところ。その起源は、今から凡そ2400年前、人皇五代孝昭(こうしょう)天皇の御代、聖占仙人(しょうぜんしょうにん)が、神山に鎮まります山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利老人により、神山を天津神籬(あまつひもろぎ)とし、駒ヶ岳を天津磐境(あまついわさか)として祭祀したのに始まる。・・・」(箱根神社HPより)
外国人観光客多数の中、丁寧に参拝。
頂上だけに残雪もあり、氷の世界が広がっていました
今回は、ここまで。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました
熱海、箱根というと、関東では有数の観光地ながら、そこにはじっくり地域に根付いた歴史があり、神社が祀られています。
広さという尺度で測れば、確かに限局した、スケールに欠けた観は否めず、神社フリーク(いるのか
)からすれば、そういう意味でのオモシロみには欠けるかもしれません。
けれど、
やはり、そこで生きてきた人や森、湖などの歴史が確かに刻まれ、力強い息吹が躍動しています
観光地、温泉、・・・という一般的な切り口ではない、「神社」という視点からこの一帯を捉えると、また通説とは違った見方、考え方もできますね
ちなみに「神社」は、「神頼み」するところではないですから。
自らの「意」…想いを「宣る」…宣言するところ。
そこのところ、大切です