神社おそうじ隊、見参!公式ブログ

カタチ以前にある「いのち」への感謝。 天の恵み 地の恵みへの感謝を、一緒にお届けしませんか?

神社おそうじ隊、見参!

人のカラダは宇宙そのもの。 そして人のカラダは神聖な魂が宿る神社そのもの。
新世紀の「神社」認識とは、その土地に存在する神社だけを指すのではなく、人そのものが神社、すなわち 「 動くパワースポット 」。 その大切な社(やしろ)である肉体、そして人の思考や行動が調和で満たされることにより、関わる全てが明らかなる変容を遂げます。 自らの心身を健やかに保ち自己実現することこそ、関わるすべての人・場所・物の保持する磁場が健やかに保たれることとなり、それすなわち地域が、日本が、そして地球が、太陽系が、そして宇宙にまで、その調和波動が遍く届いてゆくこととなります。
「共生・協調・調和」 をメインコンセプトに、 神職介添えのもと『 社(やしろ)』そのものである“ 人・場所・物 ”に神道的アプローチにより働きかけ、それに連なる地域→日本→世界→地球→宇宙の調和が図られる、というのが Planetary Work の種子。 一人一人小宇宙である実体を、神社などの縁ある土地に運ばせていただき、相互交流させていただくことにより、つつみ気枯れが祓われ、人も土地も物もすべてが本来の輝きを放つ、というのが神社おそうじ隊の種子。 すべての意と土地と人とを、神職が那珂執り持ちさせていただいています。
現在日本全国各所に鋭意見参中。 清祓ワーク、及び清祓ノ儀での御玉串料、およびワーク代は、プラネタリーワーク活動支援費として運用させていただいており、その一部は神社おそうじ隊が活動する中で、全国の地域・神社に納めさせていただいております。


 

☆2013.8.7~8 神社おそうじ隊 諏訪見参! その5

2013年08月24日 | 2013.8.7・8 諏訪

『下社秋宮』

下社の御霊代(みたましろ)は、二月一日から七月三十一日までは春宮に、そして八月一日から一月三十一日までは秋宮にいらっしゃるという想定のもと、半年ごとに遷座祭が執り行われている。
春宮から秋宮へ遷られるお祭りを「遷座祭(お舟祭)」という。
そのお祭りでは、御霊代を神輿に遷し、周囲を御矛、御旗、薙鎌を携えた百人ばかりの行列に守られて春宮から秋宮へ向かう。
そして、神輿に続いて紫舟が曳行(えいこう)される。
その舟の上には、ほぼ等身大の翁と媼(おうな)の人形が乗せられているという…。
紫舟の重量は約二トンといわれ、その舟を「転倒」させて威光を示した、と伝えられる。


千尋社。

秋宮の境外には、八幡社と恵比寿社。


ご当地隊・Oさんの地元情報により、こちらで「塩羊羹」を購入
秋宮のすぐそばです。


諏訪湖畔の「くらすわ」で、ランチ。

そして、向かうは…


『千鹿頭神社』
諏訪大社上社摂社。
御祭神は、内県神(うちあがたのかみ)建御名方神の御子神とされる。
かつては、洩矢神の血をひくといわれる狩猟神・千鹿頭神を祀っていた。
その名から想像されるように、御頭祭での「鹿」の用意をする神社、だという。
社殿の四方には、御柱。




「諏訪」というと、一般的な認識では「諏訪湖」「温泉」というイメージが湧き立つことだろう。
そのイメージは、実際ある意味では真っ当で、諏訪湖周辺には沢山の温泉宿がひしめき合い、多くの人々が日常の喧噪から離れ、身と心を休めている。
その点では、他の多くの温泉観光地と何ら変わりはない。

しかし、そのイメージから一旦身と心を離し、その歴史に目を向けてみる。
すると…なんとも不可思議で、ファンタスティックな世界が、幕を開く。



『神社おそうじ隊 諏訪見参』
御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、ご当地隊として御参加いただいたOさんには、その都度変化する予定は未定状態の行程にも、温かく対応いただけました
毎回ながら、「おそうじ隊」は本当にご好意により成り立っています…。
心より感謝申し上げます
そして、遠く茨城より家族三人でマイカーで御参加いただいたTさん御一家。
諏訪までの道中、そして諏訪での移動でも、マイカーは実に活躍していただきました。
帰路は大変だったかと思いますが、それもまた、今回の「おそうじ」であったかと。
本当にありがとうございました

そして、いつもながら八面六臂のご活躍。
副長に、心よりの感謝を




『神社おそうじ隊 見参!』という活動を開始して、二年半。
これまでにも、多くの御縁をいただいてきました
今後も、さらにさらにその活動は広がっていくことに。

たとえば、今回は「諏訪」という地域に限定した「おそうじ」でした。
しかし、活動範囲を「信濃ノ國」全体に広げてみた場合…その奥行きは、まだまだ果てしない。
また、来月末に予定している「出羽」でも、その活動範囲は月山(がっさん)を中心とした出羽三山にほぼ限定。
「出羽」も、ずっとずっと、果てしない。

そしてそれは、これまで見参させていただいたすべての「國」で、いえることかと。
そう考えると…ワクワクですね

「幅」だけでなく、「奥行き」もどんどん深化中。
広く深く、敬意と感謝を、届けゆきます。



ご興味ある方の御参加、お待ちしております

☆2013.8.7~8 神社おそうじ隊 諏訪見参! その4

2013年08月21日 | 2013.8.7・8 諏訪

旧御射山社(霧ケ峯本御射山神社)
なぜか、四隅に「御柱」。

東西270メートル、南北370メートル。
八島湿原の南端、コロッセウム状の窪地となっているその場所は、1941年に発見されたという『旧御射山(もとみさやま)遺跡』
近年の調査で多数のカワラケ(土器)が出土。
旧御射山祭の盛大な神事が行われる祭儀・競技場であったことが判明している。

「鎌ヶ池を距(へだて)る東南数町、山梨(エゾノコリンゴ)の老樹の下に一つの石祠が祀られて居り、此の付近一帯の地を旧御射山といいます。旧御射山は太古から江戸時代の元禄頃まで、諏訪社下社の御射山祭の行われた所であります。元禄年間の祭場は、下社に近い武居入の地に変更され、現在此処で御射山祭が行われて居ます。それ以来霧ヶ峰の旧御射山は、全くの遺跡地となりました。
(『御射山祭の話』・伊藤富雄  より引用)



早朝、諏訪湖で軽くエネルギーワーク。



美味しい朝食を全員でいただき…。


山道を抜け…



広大な湿原を抜けて目指したのが、「旧御射山遺跡」でした。







「…諏訪は遥か後代まで、狩猟,牧馬等の原始産業が盛んに行われた土地であります。斯る特殊な生産事情を反映して、諏訪の武士は射芸に秀で馬芸に巧みで、既に平安朝時代から其の武名は天下に高かったのであります。それで上社の大祝も下社の大祝も、既に早くから武士化し、源氏と濃厚な関係を結ぶに至り、遂に其の御家人に列するに至りました。源頼朝が鎌倉幕府を開くや深く諏訪神社を崇敬し、厚い信仰を寄せましたが、それは神氏族や金刺族の武士団に、深い期待をかけたが為であります。鎌倉幕府尊敬の神社は、御成敗式目追加に拠るに、伊豆、宇都宮、三島、熱田、六所宮、鶴岡、鹿島、香取、諏訪上下、筥根、日光の十二社でありましたうち熱田諏訪上下の三社以外は、皆頼朝創業の地関東の神社であります。また熱田は其の大宮司家が頼朝の母の生家だった関係によるものであります。ただ諏訪上下社が幕府より遠ざかった神社であるにも関わらず、其の尊敬を受けたるは最も注目すべきで、以て諏訪神社の位置を窺うに足りるのであります。(引用同上)



そして、



最大傾斜35度、長さ100mの「木落とし坂」
15mの御柱が、ヒトを大勢乗せてこの坂を滑り落ちる…。








祭事の安全は、「木落社」の御祭神・大山祇神に祈願される。



☆2013.8.7~8 神社おそうじ隊 諏訪見参! その3

2013年08月16日 | 2013.8.7・8 諏訪

『諏訪大社・上社本宮』

今回、「守屋山」登拝を期していたにも関わらず、登山口に辿り着かず…。
「上社前宮」拝殿は、その線を辿ると守屋山へと到達するということもあったのだけれど…。

そこで、方向転換をして「上社本宮」へ。
かつては、この本宮の拝殿も守屋山を拝する方向であったという。
現在は、「前宮」方向を拝するように、なっている…かと思いきや、実際には少しズレている、らしい…。









本宮を後にし、夕暮れのなか向かったのは…


『手長神社』
そして、

『足長神社』

御祭神は、「手長神社」には手摩乳(テナヅチ)神、「足長神社」には足摩乳(アシナヅチ)神。
この名を聞けば、奇稲田姫神(素盞嗚命の奥様)のご両親を祀っていると、神話を知るヒトであれば誰もが思うところ。
「手長神社」は地元・高島藩総鎮守、手摩乳(テナヅチ)神は諏訪明神(建御名方神)の手助けをした神であり、「足長神社」は地元・上桑原郷の産土神と して古くから崇敬されてきたという。
また、「手長神社」は、諏訪上社、下社に継ぐ盛大な御柱祭があることで知られ、「足長神社」は、かつては手長神を合祀していた。

しかし、上諏訪では、

異形の妖怪「手長足長」という伝承もあり、諏訪明神の家来とされているらしい。



ほどなく、今夜の宿上諏訪温泉・『ぬのはん』に。
今回は、諏訪に隣接する松本市に二十六年身を置かれているOさんに「ご当地隊」として御参加いただきました。
その御縁で、上諏訪温泉(諏訪湖)で8月1日~9月8日まで毎日毎晩花火が上がる

サマーナイトファイヤーフェスティバルの打ち上げステージを正面に望むお部屋に。


料理も温泉も素晴らしく、ゆったりと過ごせました。
Oさん、そしてご主人様にも、改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。






15分間の花火も満喫。

☆2013.8.7~8 神社おそうじ隊 諏訪見参! その2

2013年08月13日 | 2013.8.7・8 諏訪

『御頭御社宮司総社』

諏訪大社御祭神・建御名方神以前からの諏訪土着の神。
「ミサグジ・サングージン・オサモジン…」
「御左口・御社口・御射宮司…」
など、さまざまな呼称・表記がなされている。

その総本宮とされているのは、

「神長官(じんちょうかん)・守矢史料館」(守矢神長官家)。
この屋敷の、西南にあたるひときわ高い位置に祀られている上の写真の祠。

こちらが、その史料館。


守矢家は、古くから諏訪上社の神長官を務めてきた一族。
そのためこの資料館には、実に千六百点もの興味深い古文書の数々が収蔵されているという。
ちなみに、「神長(のちの神長官)」というのは、諏訪大社の筆頭神官のこと。

展示されているなかには、昔の「御頭祭」の供物の一部を復元したものもある。






「御贄柱」

そして、「諏訪七不思議」のひとつともいわれている(らしい)…

「耳裂鹿」

「そこには(十間廊)なんと鹿の頭が七十五、真名板の上に並べられていた。
 そのなかに、耳の裂けた鹿がある。 
 この鹿は神様が矛で獲ったものだという。…」

(『神長官 守矢史料館のしおり』より)

案内していただいた職員の方に、
「この矛で獲った神様はどなたでしょう?」
と質問してみたら…言葉を濁されてました(ボソッ)。

ちなみに、「十間廊(じっけんろう)」というのは前宮にある。

ここに、七十五頭もの鹿の頭を、真名板の上に並べていた…。



御食事処『やまさや』で昼食後、


「諏訪七石」のひとつ『小袋石』に。
茅野市の山中にあり、かつては諏訪湖の水面がここまであった…とも伝えられる。







周囲には、諏訪大社摂社である四つの祠。


☆2013.8.7~8 神社おそうじ隊 諏訪見参! その1

2013年08月12日 | 2013.8.7・8 諏訪


「脈々と継承される諏訪千二百年の謎」…。

諏訪、といえば「諏訪湖」や、そこで毎年繰り広げられる、全国的にも有名な「花火大会」の開催地…というイメージで連想される方も多いのではないでしょうか?
しかし、この地の歴史や神社に目を向けると、そのイメージも一変する、かもしれません。
表層からではなかなか見えてこない「諏訪」という地に刻まれた歴史…。
それは、ただ漫然と参拝するだけでは、なかなか見えてはこないもの、かもしれません。

今回の『神社おそうじ隊 諏訪見参!』では、諏訪千二百年の秘められたミステリーを、隊員となっていただいた方それぞれに(なんとなく)想いを馳せていただきつつの二日間となりました。



夏空全開のこの日。
最初に参拝させていただいたのは、


『諏訪大社・上社前宮』


…昨年、『熊野那智大社』で鳥居をくぐったその瞬間に訪れた感覚がありました。
その感覚は、なかなか表現しがたいものだったのですが、ここ「上社前宮」でも、「那智大社」とは少しちがった、なんともいえない感覚が訪れました。
懐かしさにも似たその感覚…「上社前宮」は、私にとってまたも感慨深き邂逅となりました。


参加概要

初年度は神奈川県を中心に隔月ペースで各所に見参、4年目を迎えた今年も磐座・巨石参拝をメインに見参中。周る神社やルートなどの行程詳細はお問い合わせください。見参地は決まり次第、ブログやホームページで随時発信してゆきますので、どうぞご確認下さい。

※ 基本事前振込
■ 参加費 日帰り参加:5,000円 2日間:15,000円 3日間:25,000円
■ 中途参加・離脱の場合 : 2日間:10,000円 3日間:20,000円
※ 車出しをお願いした場合など金額に変動があります。詳細はお問合せ下さい。
▼ 前日キャンセルの場合参加費の10%を頂きます。
▼ 就学児以上の年齢による参加費の変動はありません
▼ 現地までの交通費+宿泊費+食事代諸費用は個人負担となります
▼ レンタカーを借りた場合は中途参加・離脱に関わらず人数割(ガソリン代含む)

■ 宿泊手配など詳細はお申込み後ご連絡させて頂きます
◎ 歩きやすい靴、服装、荷物軽量でご参加ください
◎ 御朱印帳をお持ちの方はご持参ください

Planetary Work

神聖なものとは、神社など特定の場所だけに宿っているわけではなく、すべてのものにそれは純然と在りて在るもの。人もまた然り。人が集う場所、物も然り。 それらが生かされるうちに自然に重なる“つみ=包み” “けがれ=気枯れ”を清祓いさせていただくことにより、すべて=宇宙からの慈愛のエネルギーが降り注がれ循環∞し、必要な人・場所・物との縁を結び、縁あるすべてが活性化することの援けをさせて頂きます。

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