大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

9/12 コサメビタキ乱舞♪♪

2015年09月12日 | Weblog
 今日も秋晴れの空。
 市民の森でキビタキに続いてコサメビタキを見て、もみじ園へ向かう。昨日はここまできても空振りだったので、今朝は2種に会えただけで上出来と気分よく。

 もみじ園に入ると、音楽堂西上の木の頂あたりで飛び上がる鳥に気付く。そちらに向かって進んでいると、1羽でなく2羽が・・違う。3羽が追いかけ合うように舞い上がる。
 枝先にとまった鳥を双眼鏡で確認。コサメビタキ。右の鳥もコサメビタキ。

 3羽も!と思う間もなく、飛び上がった1羽が左の木に移ったと目をやると、そこにホバリングしたり、フライングキャッチをくり返す鳥が1・2・3・・・。頭の上に飛びだす鳥。
 右の奥からも出てきた。元の場所にも数羽が飛び回っている。・・・・これは何や!どうなってるんや!
 ・・・また出てきた。左でも追いかけ合ってる。頭の上に3羽になった。奥からまた。・・・わぁー!

 ♪これもコサメ あれもコサメ たぶんコサメ きっとコサメ♪ 松坂慶子の 愛の水中花 状態!
  
 焦るな。焦るな。・・・気持ちを落ち着けて、とまったのを確実に識別。繰り返して確認するがすべてコサメビタキ。
 次は肉眼で、飛びだしたり、追いかけ合ったり、頭の上でホバリングしたりしているのを、ダブルカウントしないよう何度も繰り返し数える。

 確実には9羽。(多分これ以上) 長年鳥見しているが、1か所で9羽が群れていたのは初めて。取りあえず頭の上でホバリングしているのを十数枚撮影しておく。

 階段を上がって音楽堂西上の小路へ向かうと、H夫妻ほか数人がアキニレにカメラを向けている。
 コサメビタキ、エゾビタキ、ヤマガラ。複数が飛び回っていたと。しばらく見ていると、エゾビタキもコサメビタキも出てくる。
 
 その後、豊国神社東で3羽、西の丸庭園5羽をはじめ、元博物館、6番やぐら、飛騨の森、天守閣東配水池などなど行くところ行くところでコサメビタキ! 計25羽。

 長年、大阪城公園を記録しているが、1日でこれだけの数を観察したのは初めて。 帰宅後過去の記録を開いてみたが、これまで1日に20羽以上の観察はなかった。 新記録だ。

 歩きながら、今日のブログのタイトル候補が次々浮かぶ。

 「晴れなのにコサメ」
 「大阪城全域にコサメ」
 「いたる所で小雨降る」
 「小雨の中を歩く」

 結局、私の好きな 「乱舞」 に落ち着いた。
 ちなみに、基本はカタカナ表記になっているが、コサメビタキを漢字では 「小鮫鶲」 で 「小雨」 ではない。
 つまりサメビタキの小型でコサメビタキ。 ではサメビタキが何故 「鮫鶲」 か。これはサメビタキの色が、海のサメの色にに似ているからと言うのが定説。

 キビタキは、♂が天守閣東配水池、飛騨の森。♀型が天守閣東配水池、市民の森、西の丸庭園、飛騨の森で合計6羽。
 オオルリは、♂成鳥が梅林南側上桜広場、西の丸庭園、♂幼鳥が教育塔裏、豊国神社裏、西の丸庭園、元博物館裏、♀元博物館裏で合計9羽。
 エゾビタキは、音楽堂西上で1羽。

 ヤブサメは、豊国神社裏と天守閣東配水池裏で2羽。
 ツツドリは、天守閣東配水池で1羽。
 豊国神社裏でエゾムシクイ1羽。 センニュウがいたとの話も耳にしたがはっきりしない。

 サンショウクイの観察情報の又聞き、天守閣東配水池と修道館西とのこと。
 ササゴイは南外堀1羽。

 昨日は沖縄復帰の森でツツドリが撮影されたが、今日は天守閣東配水池で1羽が撮影された。

 朝の西の丸庭園のオオタカ成鳥は、今日は見られなかったと聞く。早朝から多くの方が待っていたらしい。 幼鳥は天守閣東配水池で見られ、その後西の丸庭園を低く旋回したとのこと。

 カワセミも本丸日本庭園池で見られず。北外堀を石垣沿いに飛ぶ1羽。

 帰宅後、頭上でホバリングするコサメビタキの写真をパソコンに取り込んで見る。 ヒバリが鳴きながら、青空でホバリングしている写真をよく見るが、同じように見えるコサメビタキの写真。面白いのが撮れた。

 昨日の情報では、私が帰宅後ハチクマ、ミサゴ、アマツバメなどが出ている。これは正直3種とも悔しい。大将に送ってもらったハチクマの写真を見ると、いわゆる淡色型の幼鳥である。

 大阪城公園で見るハチクマはすべてゴマ粒。識別にも苦労する。ところが今回は天守閣の鯱より低く飛んだとのこと。一段と悔しい。

 もうすぐすればタカの渡り。大阪城公園の空を眺めるつもりだ。昨年までは、よく見えていなかったが、目の手術をしたので見つけやすいだろう。こんな低いのはないだろう。でも空を見る。

※追加情報= KEN-Sさんからコメントがありました。ツツドリはその後、飛騨の森で見られた。 本丸日本庭園池のカワセミも飛来。(詳しくはコメントを)

コメントにあった、KEN-Sさんのブログを開くと、たくさんの鳥が出ていましたので追加します。(本人に無断ですが・・)
ゴイサギ、ツバメ、キセキレイ、エナガ、サンコウチョウ。

●今日の可愛い野鳥たち。
 アオサギ、シジュウカラ、メジロ、キビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ、ヤマガラ、カワウ、オオルリ、ササゴイ、ヤブサメ、ツツドリ、サンショウクイ、コゲラ、エゾムシクイ、オオタカ、カワセミ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ツバメ、キセキレイ、エナガ、サンコウチョウ、ゴイサギ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9/11 マミジロ、サンショウクイ、コムクドリなど秋の渡り。

2015年09月11日 | Weblog
 先週とまったく同じ、今日の金曜日まで雨天で出られなかった。天気に振り回された。ようやく晴れになった。しかも快晴の秋晴れ。

 夏は記録的な猛暑で話題になったが、今度はゲリラ豪雨、数十年ぶりの大雨、記録的な大雨。 どうなってるのか。何かおかしい。
 
 今日は、今秋初のマミジロ♂が出た。豊国神社裏で大将にカメラのモニターを見せてもらった。私は樹間に飛ぶ姿をちらっと見ただけ。 かなりフレンドリーな個体だったという。

 半日でも待っていれば、出会える可能性は十分にあると思うが、ひと通り回らないといけないので、後ろ髪をひかれる思いで後にする。

 本丸日本庭園池では、やはりカワセミが来ているようだ。待っていた知人に聞くと、魚を1度捕えると北の方へ飛んで行ってしばらく戻ってこないと。

 カワセミは、朝一番に東外堀を観察している時 「チィー」 の声に気付き、双眼鏡から目を離すとすぐ前の水面を、北へ一直線に飛んでいった。本丸日本庭園池に出るカワセミと同じ個体なんだろうか。

 本丸から眺める西の丸庭園のオオタカ成鳥にも数人のカメラマンがいた。今朝は迎賓館の東側辺りの木にとまっている。かなり遠い。300~400メートルくらいあるのでは。
 しかし、時には一気に近づいてくることもある。ただ祈って待つのみ。 西の丸庭園の上をオオタカの幼鳥も飛んだと聞いた。

 天守閣東配水池で、サンコウチョウ1羽。
 同じ天守閣東配水池北側で、サンショウクイ10羽ほどを毎日来ているご夫婦が観察。たしか、先日2番やぐら跡でサンショウクイを撮影されたのもこのご夫婦。
 サンショウクイについてる! というより毎日回っていれば出会いも多い。

 コムクドリは修道館西で7羽。
 コルリは♂若1羽が西の丸庭園。

 オオルリ♂若2羽と♀1羽が、天守閣東配水池。
 エゾビタキは、西の丸庭園1羽。
 キビタキ♀型は、飛騨の森、梅林南側上桜広場、西の丸庭園などで4羽。

 ヤブサメは、飛騨の森と西の丸庭園。
 コサメビタキは、6番やぐら、梅林南側上桜広場、元ヘリポート、飛騨の森、天守閣東配水池、梅林、西の丸庭園、豊国神社東などで計7羽。

 カルガモは、北外堀、内堀、西外堀で計10羽。
 越夏カモは北外堀に、ホシハジロ、キンクロハジロ変わらず。

 朝早くの太陽の広場東の森や市民の森では何も見られなかったが、その後次々と出て秋の渡りシーズンらしい結果となった。明日も晴れの予報。

※追加情報=ハチクマ、ツツドリ、アマツバメ、ミサゴ、ヤマガラ。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 アオサギ、シジュウカラ、カワセミ、メジロ、カワウ、コサメビタキ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マミジロ、キビタキ、ヤブサメ、オオタカ、サンショウクイ、サンコウチョウ、オオルリ、コゲラ、コルリ、エゾビタキ、コムクドリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハチクマ、ツツドリ、アマツバメ、ミサゴ、ヤマガラ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9/5 オオルリ、コルリ、キビタキ・・・夏鳥続々。

2015年09月05日 | Weblog
 素晴らしい秋空。絶好の鳥見日和。

 今日の最初の鳥はエナガの群れ。太陽の広場東の森で出会った。その後音楽堂西上でも出会った。そして2番やぐら跡でも出会った。
 今日はエナガと同じ速度で、同じコースを回っていたかも。

 夏鳥が次々出そろう。オオルリは飛騨の森で♂。西の丸庭園で♀の2羽。
 キビタキは、♂が音楽堂西上と天守閣東配水池の2羽。♀型は音楽堂西上、梅林南側上、飛騨の森の3羽。合計5羽。

 ちなみに。♀ではなく♀型としているのは、この時期に見られるキビタキは、この春に生まれの第1回冬羽の個体がいる。
 この羽衣が♀と変わらないので区別がつかない。つまり黄色が無くても♂かも知れない。

 この点、オオルリなら第1回冬羽でも青いので♂♀ははっきりする。 キビタキはこのまま海を渡って東南アジアへ渡って、春に部分換羽し黄色をまとって日本に帰ってくる。

 ヤブサメは、西の丸庭園と本丸日本庭園池で2羽。
 コサメビタキは、飛騨の森と梅林の2羽。
 エゾビタキが、梅林で1羽。今秋初。

 エゾムシクイは、音楽堂西上、西の丸庭園で2羽。
 センダイムシクイは、音楽堂西上、梅林南側、人工川で4羽。

 本丸日本庭園池のカワセミは今日も見られている。ざっと十数人のカメラマンが撮影を楽しんでいた。ハゼやサルスベリ、灯篭、岩など池のあちこちにとまる。これからも楽しみだ。

 オオタカも、成鳥と若が見られて、撮影されていた。やはり成鳥は西の丸庭園から上を飛び回り、若は天守閣東配水池。大都市の中央にある公園に、2羽のオオタカが見られるとは素晴らしい。

 ゴイサギ、上空飛翔通過。
 カワウ、3羽、南外堀。
 コサギ、1羽、人工川。
 キセキレイ1羽、南外堀。
 ツバメ、1羽、空堀。
 ハシボソガラス、2羽、元博物館。

 東外堀や内堀にウキクサか、だんだん広がっている。これからカモたちがやってくる時期になるが、この種類の水草は影響あるのか心配。
 ずっと前に繁茂した、アオウキクサ? はカモの大好物。特にヒドリガモがたくさん集まったが。

 久しぶりの快晴。土曜日とあってたくさんのバーダーやカメラマンがやってきた。出会う人出会う人と立ち話。観察情報なども知らせていただく。感謝。

 その後京橋へ、餃子にビールで昼食。飲んでいると、KEN-Sさんから電話があって、先の報告でサメビタキとしたのは間違ったかも知れないので、帰宅後はっきり確認し連絡しますと。 忙しいのにそこまでやっていただいて実に申し訳ない。

 ところで、今日は初めての店に入った。看板は 「長崎ちゃんぽん・長崎皿うどん」 餃子の提灯も出ていたので入った。
 初めての店の餃子。これが甘い。このような餃子は食べた事が無い。 ただし、まずいという訳ではない。この味の餃子が好きな方もいるだろう。好みの違い。

 店を出てふと思った。以前長崎の醤油をいただいたことがあった。これが甘かった。そうか。長崎の店だったからか。
 もし、甘い餃子を食べたい方は、メール下さい。場所を教えます。
  

●今日の素晴らしい鳥たち。
 ゴイサギ、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、キビタキ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、カワウ、コサギ、アオサギ、キセキレイ、ツバメ、ヤブサメ、オオルリ、オオタカ、カワセミ、メジロ、コルリ、エゾビタキ、コサメビタキ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9/4 サンショウクイ、サンコウチョウ、コルリなど

2015年09月04日 | Weblog
 月曜日から、天気に振り回された。ようやく今日と明日は晴れるとの予報。
 雨上がりのせいか蒸し暑くて真夏のように汗びっしょり。 でも愛しい鳥に会えるなら真夏と違って我慢できる。

 毎日大阪城を回っておられるご夫婦。2番やぐら跡でサンショウクイを撮影したとモニターを見せていただく。1羽が枝にとまって4羽が飛び回っていたと。

 写真を見せてもらったかぎりでは、亜種サンショウクイと思われる。 四国では亜種リュウキュウサンショウクイの方が多くなっていると聞いている。
 いずれ大阪もそうなるかもしれない。 そのためサンショウクイを見たと聞くと、どちらの亜種だったかが気になる。

 飛騨の森でサンコウチョウ♀型1羽。
 キビタキ♀型飛騨の森で1羽。

 コルリは♀が、飛騨の森と本丸日本庭園池裏の2か所で。
 ヤブサメ1羽。本丸日本庭園池裏。
 コサメビタキ1羽。梅林南東側。

 オオタカ。今朝も早朝に出たそうだが、6時前に飛んだとの事。日によって8時過ぎまでとまっている時や、今朝のように早い時間に飛び立つこともある。
 どういう条件でそうなるのか分からない。ある意味うまく出会えるかどうか運次第。

 最近カワセミが本丸日本庭園池に戻ってきた。ここは、大阪城公園で最も近い距離でカワセミが見られる場所である。
 4~5年前までよく見られた。しばらく飛来しなくなっていたが、再び戻ってきたようだ。
 私は十数年前に、ここの紅葉したハゼの木にとまったカワセミを撮影し飛び上がって喜んだものだ。

 今朝も♂がハゼにとまっていたが、中の方でスッキリ見えない。落葉、紅葉がまだ不十分。このままずっと来てくれるなら、1~2か月もすると落葉で見やすくなって、真っ赤な紅葉とカワセミの組み合わせが楽しめる。

 今は、池の右側にサルスベリがあって、満開に咲いている。ここにもとまるので、この組み合わせもよさそう。
 今日は3人ほどが撮影されていたが、今後増えると思われる。お互いに譲り合ってカワセミを楽しもう。

 アオサギ、第二寝屋川、市民の森の上、本丸日本庭園池で計3羽。
 コサギ、人工川1羽。
 ササゴイ、南外堀に1羽。

※追加情報=飛騨の森、オオルリ♀、ヤブサメ、コサメビタキ。
      =豊国神社東、キビタキ♀型。
      =天守閣東配水池、オオタカ幼鳥。
      =西の丸庭園、キビタキ♂♀。


●今日の素敵な鳥たち。
 アオサギ、シジュウカラ、メジロ、ササゴイ、コサギ、カワウ、サンショウクイ、カワセミ、コサメビタキ、カルガモ、コルリ、オオタカ成鳥、ヤブサメ、キビタキ、サンコウチョウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、オオタカ幼鳥、オオルリ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする