大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

9/15 ハシビロガモ到着しました。拍手!お疲れ様♪

2015年09月15日 | Weblog
 数千キロの旅を続け、1羽のハシビロガモが大阪城公園に到着した。 くちばしや虹彩の色から多分♂幼鳥だろう。
 きっと厳しい旅だったに違いない。「おめでとう。よく頑張った。」 心から拍手。拍手。

 「けふからは 日本の雁ぞ 楽に寝よ」 一茶

 今日のタイトル、ハシビロガモが来ていなかったら、間違いなく 「コサメ乱舞」
 
 今朝も、先日とまったく同じ状況。 もみじ園から見た音楽堂西上にコサメビタキが無数に乱舞。階段を上がったら、前と全く同じ場所でH夫妻がアキニレにカメラを向けていた。
 そこにも3羽、沖縄復帰の森にも3羽で、この範囲だけで16羽。驚きしかない。

 その他、西の丸庭園、元射撃場、6番やぐら、修道館西、豊国神社東、元博物館、飛騨の森など合わせて合計26羽。
 今秋はコサメビタキが特別に多い。 他の場所で定点観察している方の記録はどうなんだろう。

 西の丸庭園のオオタカは早朝には見られたそうだ。9時でもとまっていることもあれば、7時には飛んでしまって見られない日も。

 今日もサンコウチョウ。飛騨の森で1羽。
 今秋は本種も大変多い。8月16日から始まって、今日までに延べ22羽。サンコウチョウの秋の渡りは9月末までだらだら続くので、このままいけば30羽は軽く超えそう。

 オオルリは、♂、♂幼鳥、♀合わせて7羽。水上バス乗り場、天守閣東配水池、飛騨の森、一番やぐらなど本種も多い。

 キビタキは、音楽堂西上、豊国神社東、飛騨の森、修道館西、天守閣東配水池、西の丸庭園などで11羽。すべて♀型。♂も間違いなくいると思うが出会いなし。今のところ観察情報もなし。

 キビタキ秋の渡りで、♂と♀型の観察比は、大まかに♀型が8割を超え♂は2割にもならない。なぜ♀型が極端に多いのか。理由の一つは、今年生まれた幼鳥がたくさん混じっているから。

 今秋の渡りは、キビタキもオオルリも多い。サンコウチョウも。

 エゾビタキが沖縄復帰の森で1羽。
 エゾムシクイが、音楽堂西上で1羽。
 センダイムシクイが、音楽堂西上で1羽。

 ヤブサメが1羽、飛騨の森。
 西の丸庭園上をツバメが1羽飛ぶ。

 モズが避暑地から帰ってきたようだ。 蓮如前で♀1羽。本丸西の丸庭園側で♂が1羽。ともに高鳴きなし。梢の頂から聞こえる、懐かしい声が待ち遠しい。

 各地の情報では、ハチクマ、サシバなどタカの渡りが順調にすすんでいる。どうみても今秋は早いようだ。 今朝は常に空を意識して歩いたが、目にはいることはなかった。
 今期2羽が比較的低い高さで見られているので気になって仕方がない。

 アオサギ、内堀、本丸日本庭園池の2羽。
 ゴイサギ、成鳥1羽、内堀。
 コサギ、人工川1羽。


※追加情報= 飛騨の森でマミジロ♀、キビタキ♂2など。
 マミジロは♂が先日豊国神社裏で出ているので、今秋は2羽目のマミジロです。
 (H[ash]ときどき不動さん)さんからコメントで観察情報をいただきました。他の鳥など詳しくは、コメントや同氏のブログをご覧ください。

●今日の素敵な鳥さん達。
 オオルリ、シジュウカラ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、コサメビタキ、エゾビタキ、センダイムシクイ、キビタキ、エゾムシクイ、カワウ、コサギ、モズ、アオサギ、ゴイサギ、コゲラ、カルガモ、オオタカ、ツバメ、サンコウチョウ、ヤブサメ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、マミジロ。
コメント (4)
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