大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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ニシオジロビタキも越冬中 2023.1.6

2023年01月06日 | Weblog
 今朝は警察官が多く立っていてものものしいと思ったら、大阪府警の年頭視閲式が太陽の広場であった。
 昨日もヘリコプターが低く飛び回ってうるさかったと聞く。
 気温は高くないが風がないので日差しの中では暖かく、空も快晴の鳥見日和。

 西の丸庭園は昨日から開園。中に入ると鳥友たち数人がいて、ニシオジロビタキもいる。やはりジョウビタキ♂もいてサザンカの中で見張っている様子。ニシオジロビタキが来るとすぐに追い出す。
 ニシオジロビタキはしばらくするとサザンカの後ろの見やすい枝にとまった。尾を上げる姿も撮影成功。なかなか上出来だった。
 それにしてもニシオジロビタキは何故尾をあんなに上げるのか。どんなメリットがあるのか?不思議。

 今日は他にハジロカイツブリもトラツグミも越冬中。鳥が少ない中でこの3種がいてくれて楽しめるのがなにより。
 交雑の2種も確認。西外堀のメジロガモ×ホシハジロも久しぶり。

・オカヨシガモ 7羽 内堀
・ヒドリガモ 93羽 東外堀14・西外堀5・内堀52・北外堀22
・マガモ 25羽 南外堀1・西外堀4・内堀16・北外堀4
・カルガモ 7羽 東外堀4・内堀1・北外堀2
・ハシビロガモ 80羽 東外堀38・南外堀7・西外堀6・内堀17・北外堀12
・コガモ 7羽 南外堀6・内堀1
・ホシハジロ 87羽 南外堀19・西外堀23・内堀12・北外堀33
・キンクロハジロ 72羽 東外堀31・南外堀5・内堀21・北外堀15
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 71羽 全ての堀と第二寝屋川
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
・カイツブリ 4羽 東外堀、南外堀、北外堀
・ハジロカイツブリ 1羽 東外堀
・ユリカモメ 91羽 東外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
・ハクセキレイ 7羽 各堀ほか
・カワウ 6羽 東外堀、南外堀、内堀
・アオサギ 6羽 東外堀、北外堀
・ゴイサギ 6羽 北外堀

・ツグミ 11羽 太陽の広場東の森ほか
・シロハラ 13羽 太陽の広場東の森ほか
・ウグイス 2羽 市民の森、音楽堂西側上
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・ルリビタキ 1羽 ♀型音楽堂西側上
・モズ ♂1羽 人工川
・ジョウビタキ 2羽 大手前、西の丸庭園
・メジロ 6羽 西の丸庭園ほか
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・チョウゲンボウ 1羽 西の丸庭園
・トラツグミ 1羽 一番やぐら前
・ハイタカ 1羽 北外堀上を南に

■■ハイタカ(2011.2.13 天守閣東配水池)
 今冬越冬しているハイタカはフレンドリーだ。天守閣東配水池の茂った木々の中に隠れるようにとまっているが、下からはよく見える。ハイタカもこちらを見るので当然分かっているが、特に警戒する様子もなく数時間過ごしている。
 鳥カメラマンが次々やって来てカメラを構えるが、特に行動に変わりなく休んでいる様子。時にここから飛び出して小鳥を追うこともあったそうだ。
 昨年にも極楽橋でハイタカに近い距離で出合った。多分同一個体と思われる。都市の中の公園にタカが飛来している事は案外知られていない。
 都市は変貌を続け、高層ビルが林立するように姿を変えているが、彼らにとっては狩りの場でもある。大阪城公園の鳥を記録し始めてから多くの事を知った。都市は人だけのものではなかった。
コメント
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