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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

遠くでモズの高鳴きを聞きながら逝く 2021.10.1

2021年10月01日 | Weblog
 10月最初の鳥見。全天が薄い雲に覆われ青空は見えない。台風の影響か風はあるので暑苦しいことはない。
 昨日、元ヘリポートでノビタキを大将が観察撮影。今期初のノビタキ。いよいよ本格的な秋。

 前回ちょっと体調不良で帰ったが、この歳になると何が起こるか分からない。気を付けるしかないと覚悟している。

 100歳以上の高齢者が8万6千人を超えたとのニュースを目にした。51年連続で最多を更新して確実に増えていると。素直に凄いなーとの感想。
 しかも、その内の88%が女性とのこと。やはり女性は生物として強いなー。とてもかなわない。

 自分の事で思うと、大阪城公園に自分の足で通うことができて、平均余命まで生きて 「ぽっくり」 逝かしてくれればありがたい。
 入退院を繰り返したり、ボケて家族に嫌われたりして長生きしたくない。年金にわずかな蓄えを取り崩して生活している。長生きすると生計がもたない。先は見えている。

 役者が 「舞台の上で死にたい」 と言うが、私もかっこよく言うと 「大阪城公園で死にたい」 草むらに倒れている男が見つかって救急車が・・・。
 首に双眼鏡。右手にカメラ。写真を確認すると死亡推定時刻と同じ時間に撮影されている。このシャッターを押して倒れたと思われる。
 モニターには1羽のモズの写真。最後にモズを見て黄泉の国へ旅立ったのだろう。遠くで高鳴きが響いている。一陣の風が林の中を通り過ぎる。

・カワラヒワ 6羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム
・コゲラ 4羽 みどりのリズム、市民の森
・キビタキ ♂3♀型7 西の丸庭園、飛騨の森、みどりのリズム、修道館裏ほか
・コサメビタキ 4羽 みどりのリズム、西の丸庭園
・メボソムシクイ 3羽 みどりのリズム、飛騨の森
・クロツグミ ♀1羽 一番やぐら
・ヒドリガモ 23羽 西外堀
・カルガモ 1羽 西外堀
・マガモ 7羽 西外堀
・アオサギ 2羽 北外堀。第二寝屋川
・ハシビロガモ 1羽 北外堀
・カワセミ 1羽 北外堀
・オオタカ 1羽 六番やぐら
・エナガ 13羽 梅林坂、北外堀
・モズ 2羽 西の丸庭園
・シジュウカラ 16羽 各所
・ツツドリ 1羽 隠し曲輪から西の丸庭園
・オオルリ ♂成鳥2 梅林南林、飛騨の森
・カワウ 1羽 内堀
・メジロ 4羽 北外堀
・コサメビタキ 2羽 西の丸庭園
・ハクセキレイ 1羽 西の丸庭園

※追加情報 元ヘリポートに ノビタキとアリスイ。京橋口でバン。
 
■■アトリ(1997.1.2 梅林南側上桜広場)
 本種は年により飛来数の変化が多い。今期は他の冬鳥と同じように、比較的大きな群れがやってきたが、年を越さずに飛び去った。
 しかし少数は残ったようで、年が明けてからも単独や数羽の群れを見かける。別の個体が飛来したのかもしれないが。
 梅林南側上桜広場を通ると1羽のアトリがとまっているのに気づいた。散水栓にたまった水を飲みにきたのだろうか。高い枝から少しずつ下の枝に移って様子を見ている。
 この時期にはカメラマンも少なく、散歩の人がたまに通るだけでひっそりと静かな場所である。動かずにじっとしていると、下りてきて水を素早く数回飲むとあわてた様子で飛び去った。
 大阪城公園でアトリは水場で見ることが圧倒的に多い。しかしそのような記述のある本を読んだことはない。普通アトリは大きな群れが話題になるが、水との関係はどうなんだろうか。ちょっと興味を感じる事である。