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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

3/22 春が全身に、夏鳥たちは今ごろ。

2017年03月22日 | Weblog
 春が全身で感じられるようになってきた。そろそろ、はしりの夏鳥の観察情報が届くかも。

 ユキヤナギ、ハクモクレン・コブシなどなど。
 ピースおおさか西の 「ウメ」 もほぼ満開。濃いピンク色。でもニシオジロビタキは花の枝にとまってくれない。

 メジロが何度もやってきて蜜を吸う。ウメとメジロを撮影する場合、白梅より色の濃い紅梅がお勧め。
 メジロの明るい緑色を出そうとすれば、白い花の色は飛んでしまう。花の諧調を出そうと押さえると、メジロが暗緑になってしまう。

 しかし、この場所の濃色のウメならメジロ基準の露出でも、花の色が十分満足できる。

 少し専門的に言うと、こんな場合に補う方法は、よりダイナミックレンジの広いカメラや設定。快晴より曇天や日陰が有利。花よりメジロに光があたっている時を狙う。人の時は補助光を使う。

 ピースおおさかでは、ニシオジロビタキの他トラツグミも変わらず滞在中。

 春の到着はうれしいが、近づく別れはつらい。

 帰途、大阪城公園ホールの石垣に出入りするシジュウカラ。細く縦に開いた狭い隙間に入っていく。外から見ても中は見えない。
 多分、奥にそれなりの空間があるのだろう。

 ちなみにシジュウカラクラスの小鳥の巣箱の穴は、直径28ミリが適当とされている。大まかに500円玉くらいの大きさ。

 いつも見ているより小さいので驚かれるだろう。羽で膨らんで見えるが実際はごく小さい。
 例えば、日本で一番軽いと言われるキクイタダキの体重は5グラムくらい。同じ重さの1円玉5枚を手に乗せるとびっくりする。

 そんな鳥たちが数千キロを飛んでくる。
 
 第二寝屋川を飛んで対岸のホテルニューオータニの窓枠にとまる鳥。多分あれだろうと予想。ホテルの窓なので少し気が引けるが、双眼鏡で素早く確認。
 間違いなく、イソヒヨドリ。♂1羽。

 ツグミは各所で9羽。
 シロハラは各所で23羽。

 アトリは、太陽の広場東の森ほかで19羽。
 カワラヒワは、太陽の広場東の森・みどりのリズムなどで16羽。

 ジョウビタキは、元射撃場と南外堀沿いで♂、豊国神社裏で♀。
 アオジは、音楽堂西側上で3羽、人工川で1羽、修道館裏でも1羽。移動時期を前に少しずつ目立つ所に出るように。

 ウグイスのさえずりは、沖縄復帰の森、ピースおおさか、人工川で。

 エナガ二番やぐら跡付近。尾は真っ直ぐ。

 オオバンは、東外堀104羽、他を合計して136羽。ずいぶん減ってきた。

 カイツブリ東外堀と南外堀で3羽。

 第二寝屋川をセグロカモメが4羽上流へ。
 同じく第二寝屋川をユリカモメが3羽。少なくなった。

 オカヨシガモ計27羽。
 ヨシガモ計7羽。
 ヒドリガモ計43羽。
 カルガモ計5羽。
 ハシビロガモ計72羽。
 コガモ計28羽。
  
 ホシハジロ計33羽。
 キンクロハジロ計127羽。

 オオルリ、キビタキ、サンコウチョウ、コマドリ・・・・みんな今ごろ、日本を目指して北へ、北へ旅を続けているんだろう。
 気を付けて旅を。大阪城公園で待ってる!!

●今日の素敵な出会い。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツグミ、シロハラ、アトリ、カワラヒワ、オオバン、カイツブリ、カワウ、ジョウビタキ、アオジ、ウグイス、ニシオジロビタキ、トラツグミ、コゲラ、ハクセキレイ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ユリカモメ、セグロカモメ、イソヒヨドリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。