大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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11/18 カンムリカイツブリ 11日目。

2014年11月18日 | Weblog
 早朝は曇り空。
 市民の森の石の水場を遠くから見ると、大型ツグミが数羽。カメラを構えている人もいる。

 アオバト、マミチャジナイ、シロハラ、アカハラ、ツグミが下りてきて、飲水や水浴をしたと。今大阪城公園で見られる大型ツグミは、ここで待っているだけですべて見られる。
 もちろんスズメ、メジロ、シジュウカラ、キジバトなども。

 ツグミやシロハラが多くなった。ただし、地上に下りているのも目にするがまだまだ少ない。
 シロハラは、各所で36羽。ツグミは各所で34羽。大阪城公園に中にはこの数倍はいるんだろう。この時期は普通の冬鳥。一方マミチャジナイやアカハラは少ない。

 アトリ、羽沖縄復帰の森から市民の森へ。
 モズ、城南地区南外堀沿い。
 アオジ、豊国神社裏、人工川、一番やぐら。
 ウグイス、京橋口、愛の森。
 ジョウビタキ、城南地区、愛の森、京橋口、2番やぐら跡、飛騨の森、梅林。
 久しぶりにキクイタダキ1羽が観察されている。場所は飛騨の森。

 ハクセキレイ、各所で13羽。
 キセキレイ、南外堀と北外堀で3羽。
 ユリカモメ、東外堀、北外堀で121羽。堀沿いで手帳を開いたら集まってきた。エサがもらえると思ったようだ。

 大手前に着いて、離れた所から石垣の下にカンムリカイツブリがいるのを見つける。見えないように芝生のところを歩いて行って、この辺りだろうと見当をつけて、石垣から顔を出すと、ちょうど真下にいる。潜水して上がってきて再び潜水。

 これまで各地で、多くのカンムリカイツブリを見てきた。しかし、真上から見るのは初めて。
 面白い。頭の黒い部分は前3分の2くらいでぷっつり切れている。後3分の1は白で1本の線のように黒く背中部まで続いている。

 こんなに真上から見られる機会はそうそうあるもんじゃない。 体を突き出してカメラを向ける。 シャッター音に気づいたのか、上を見上げるが特に驚いた様子もない。

 水中の足がカエルの後ろ足のように左右に広がって滑稽な形。※弁足が上からはっきりと見える。いいチャンスだ。

 カイツブリが1羽南外堀。昨日は2羽いたが。
 コサギが人工川で、いつものように。アオサギは内堀に。

 オオバン、今日は東外堀19、南外堀1、西外堀2、北外堀25、合計47羽。あっさり過去最多を更新。大阪城公園新記録。まだまだ増えそうな気がする。

 オカヨシガモ、東外堀、内堀、北外堀で62羽。
 ヨシガモ、東外堀、南外堀、北外堀で24羽。
 ヒドリガモ、東外堀、西外堀、内堀、北外堀で340羽。

 マガモ、本丸日本庭園池と西外堀で2羽。西外堀、昨日のは飛去してしまったようだ。
 カルガモ、東外堀、人工川、本丸日本庭園池、西外堀、北外堀で31羽。
 ハシビロガモ、南外堀、内堀、北外堀で44羽。
 コガモ、南外堀、人工川で15羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で49羽。
 キンクロハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で65羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、シジュウカラ、ユリカモメ、オオバン、カワウ、アオバト、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、マミチャジナイ、アカハラ、アトリ、メジロ、キセキレイ、モズ、ジョウビタキ、コサギ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、アオジ、ウグイス、キクイタダキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


★※=水鳥の足。蹼足と弁足。
 一つは、指と指の間に幕がある。いわゆる水かきと呼ばれるもの。 これを蹼足(ぼくそく)といい、カモ目、アビ目、ミズナギドリ目、カモメ科、ウミスズメ科、ペリカン目などにみられる。
 もう一つは、各足の指がしゃもじのような、平べったい形になっているもの。これを弁足(べんそく)という。カイツブリ目、オオバン属、ヒレアシ科、ヒレアシシギ科などにみられる。
コメント
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