大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/8 オオセグロカモメ 大阪城公園初記録種。

2013年02月08日 | Weblog
 今日はこの冬一番の寒さ。時折雪が舞う。深夜に降ったのか車の屋根がうっすらと白い。

 孫が昨日から熱を出してダウン。今日は医院に連れて行くため、いつもより一段と早足で回る。
 それなら、今日は休んでもよかったのだが、オシドリがまだ居るのか確認したくて登城。

 オシドリはやはり見つからない。環境が合わないから仕方ない。
 同じ場所に、オナガガモの♂が1羽。これも大阪城公園では少ない種。とりあえず出かけてきてよかった。

 ビッグなプレゼント。
 第二寝屋川の水上バス乗り場で、水面に浮かぶセグロカモメ。いつもの事だ。と思ったが・・・・。違う!背の色が灰色よりかなり黒い。オオセグロカモメだ。
 しばらくすると飛び立つ。初列風切先端の黒い部分と他の部分のコントラストが少ない。足ははっきりとピンク。

 大阪城公園初記録種。これはうれしい。出てきてよかった。悪いけどオシドリよりずーっとうれしい。

 セグロカモメは比較的内陸の水辺まで入るが、オオセグロカモメやウミネコは入ってこないように思う。どうなんだろう?カモメに詳しくないので。
 大阪府内の記録でも、大和川や淀川なら中流辺りまで記録はあるが、セグロカモメほど頻繁には見られていない。まして池などでは、ほとんど記録がないのでは。

 前回見られなかったコイカルは、いつもの城南バス駐車場南側の林でイカル3羽と一緒に林床で採餌。
 ツグミはやはり少なくてわずか8羽。 一方シロハラは各所で見られて、警戒心も弱くごく近い距離で平気で採餌。木にとまっているより地面の方が多い。
 修道館裏の水たまりで水浴。この寒い朝に。

 野鳥が美しいのは、常に羽の手入れを怠らないから。飛べなくなったら死を意味する。だから常に最上の状態に保つ。美のためでなく生のため。それが結果的に美しさにつながる。

 飼われた野鳥を見ると、何と汚れて汚いと悲しくなる。野鳥を飼う人は、野鳥の美しさを知らない人。知ったらとて飼えない。
 それと剥製の醜さ。学術的な資料としての価値は別だが、そうでなく展示してある剥製は見るに堪えない。

 修道館裏の水たまりで水浴するシロハラが、朝日の逆光に輝いて、声もなく動けず。美しい。

 もみじ園でシメ14羽。私に気づいて一斉に木に飛び上がる。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、カワラヒワ、アトリ、シメ、マヒワ、アオジ、モズ、ウグイス、イカル、コイカル、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、オナガガモ、コサギ、キセキレイ、カワウ、アオサギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ。
コメント
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