大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/7 オシドリのペア、南外堀に。

2013年02月07日 | Weblog
 南外堀でオシドリのペア発見。身を隠す木々もなく、落ち着かない様子で、対岸の石垣沿いを右や左に。
 やがて石垣に上がってペアで寄り添い動かない。


 中国、春秋戦国時代の宋の国。国王に無理やり妻を奪われた家臣が自殺した。妻もその後を追って自殺。
 その行動が気にいらないと怒った国王は、2人の墓を別々にしたが 両方の墓から生えた梓の木が、みるみるうちに成長して根や枝をからませた。
 やがてその木にオシドリのつがいが住み着き悲しく鳴いた。その木は相思樹とも呼ばれ、相思相愛の言葉もここから生まれた。

 千葉県八千代市の正覚院。 「ある侍が♂のオシドリを狩った。その夜美しい女性が訪れてきて、なぜ私の夫を殺したのかと涙ながらに訴え歌を残して去った」
 “日くるれば 誘ひしものを あそぬまの まこもがくれの ひとり寝ぞ憂き” 今夜から葦の葉蔭でひとり寂しく暮らさなければならないと嘆く。
 翌朝気づくと、殺した♂のオシドリと嘴を合して♀のオシドリが亡くなっていた。侍はその愛に打たれ、この寺を鴛鴦寺(おしどり寺)と呼んで供養した。

 しかし、オシドリの♂は交尾し、♀が抱卵しているころには家出、♂同士が集まって遊んで暮らす。♀を見つけると次々と口説く。
 根っからの♀好きの遊び人。でもこれって生物の♂の基本行動。 当然オシドリは間違ってないけど。伝わる話と・・・。事実と・・・。

 オカヨシガモは計24。
 ヨシガモは計13羽。
 ヒドリガモ計38羽。
 カルガモ計19羽。
 ハシビロガモは計69羽。
 コガモは計17羽。
 ホシハジロは計32羽。
 キンクロハジロは103羽。

 カモはかなり少なくなってきた。春の渡りが始まっている。鳥たちは激しく移動し始めている。
 オオバンは、東外堀2、南外堀1、内堀1、北外堀6で合計10羽。オオバンも動き始めたようだ。

●今日の鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、オシドリ、カワウ、カイツブリ。
 シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、シメ、マヒワ、アオジ、アトリ、ウグイス、カワラヒワ、メジロ、モズ、ジョウビタキ、ヤマガラ、キクイタダキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
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