大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

2/3 コイカル、カヤクグリ越冬中。

2013年02月03日 | Weblog
 先日まで冷え込んだので、今朝のように気温が5度もあると、手袋なし、ネックウオーマーなしで充分。体が寒さに慣れてきたんだろう。

 弓道場の辺りで声をかけられる。 「コイカルはどこにいますか?」 この南側か、バス駐車場だと答えて、市民の森を観察し音楽堂西上を通って、バス駐車場へ着くと、すでに10人弱のカメラマンがいる。

 件のコイカルはイカル4羽と一緒に駐車場に出てきて採餌中。障害物は何もないので大変見やすい。ただしコイカルは警戒心が強いので、大まかに30メートルより近付くと飛び立つ。

 その後、西の丸庭園に入ってカヤクグリ。いつもと同じ。ここもカメラマンたちがやってくる。コイカル、カヤクグリはまだ人気があるようだ。

 ツグミは相変わらず少ない。大手前の柿の実に3羽がメジロと一緒に。その他各所にぱらぱら、合わせて計18羽。ただし、このまま春がきて終わるとは思えない。
 いづれ新たな群れが飛来すると思う。ツグミは移動が激しい。

 シロハラは各所の合計36羽。ほとんど地上で観察。
 アトリはやはり太陽の広場東の森で17羽。いつもみどりのリズムへ向かう途中の林で見る。

 音楽堂西上で、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、シジュウカラの混群にエナガ8羽。
 シジュウカラは各所で26羽。よく見かける。ヤマガラは上のほか、弓道場、市民の森などで計4羽。コゲラは上のほか、弓道場、飛騨の森、梅林で。

 マヒワは、市民の森で30羽-、城南地区で20羽、豊国神社東で13羽。
 ヒガラは、天守閣東配水池でシジュウカラと3羽。

 第二寝屋川をセグロカモメ1羽飛翔。南外堀にも1羽着水。
 南外堀の個体は成鳥でない。写真に撮って帰宅後、氏原巨雄・氏原道昭著 「カモメ識別ハンドブック」(文一総合出版) など図鑑を開いて調べる。

 雨覆や三列風切に褐色は無く灰色。くちばしに黒色が残り、初列風切先端の黒色部に白斑。などから第4回冬羽の個体であろう。

 これまで第二寝屋川を飛翔する、第1回冬羽か第2回冬羽と思われる個体は観察しているが、成鳥冬羽以外が堀に入ってきたのは初めてである。

 オオバンは東外堀1、南外堀1、内堀1と観察後、北外堀で11羽を確認。すると合計15羽になる。記録更新である。
 ただし、内堀の蓮如前で1羽を確認してから、北外堀を観察するまで、大手前、西の丸庭園、修道館裏、豊国神社裏などなどを回ったあとなので、かなり時間が経過している。
 万が一、内堀の1羽が北外堀へ移動した可能性もゼロではないが・・・・。

 オカヨシガモは計34羽。
 ヨシガモは計16羽。内堀の♂5羽が目立つ。
 ヒドリガモは計94羽。
 カルガモは計12羽。
 ハシビロガモは計63羽。
 コガモは計3羽。

 ホシハジロは計35羽。
 キンクロハジロは計117羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、アトリ、ヤマガラ、コゲラ、マヒワ、エナガ、キクイタダキ、アオジ、メジロ、イカル、コイカル、カヤクグリ、カワラヒワ、ウグイス、ジョウビタキ、ヒガラ、シメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ルリビタキ、モズ、チョウゲンボウ、アカゲラ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、オオバン、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、コサギ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、ユリカモメ。
コメント (2)
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