大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/14 ぜいたくな混群。

2012年12月14日 | Weblog
 沖縄復帰の森の東側の道で群れる小鳥たち。
 「エナガや!」
 やっと合えた。今冬、人からの観察情報はあるが、私は何故か出合わないと嘆いていた。
 その上、今朝も市民の森で大将に会うと、「音楽堂西上でエナガいた」 と聞いたばかり。何でやねん!人ばっかり。 私が通る時は居ないのに!

 どうも私の回るコースと時間が、エナガの移動するのと合わないらしい。そのうちに出合うだろうと半分諦め気分だった。その矢さきの出合いでうれしい。
 「ジュリリン久しぶりやなぁー」
 もう大人になった娘が、小さい頃エナガの事をこう呼んでいた。相変わらず、手まりのように小さくて丸い体、長い尾。

 「あの枝に2つ。右にも1つ。下へ行ったのは先の奴か?・・・・」
 などと数を確認しようとしていると、そこへチィーチィーとメジロが現れ、右や左ににぎやか。続いてヤマガラ、ヒガラ。シジュウカラも。
 そのうえキクイタダキまで混じっている。しばしその場から動けず。

 今、大阪城公園で合いたい山野の鳥のベスト3を言えば。ヒガラ、キクイタダキ、エナガ。
 その3種が同時に現れるのだから、ぜいたくな混群。
 「運」 が向いてきたかも。・・・・何かいい事がありそう。

 ツグミ、シロハラが多くなって各所で普通に見られる。 地上に降りているのも目にするようになっが、警戒心はまだ強い。
 50メートルほど先なのに次々と飛び立つ。 これが春になると3メートル横を歩いても全く平気な奴が多くなるのに。

 アトリが太陽の広場東の森の西側アキニレに3羽。
 マヒワは、太陽の広場東の森2羽。
 カワラヒワは城南地区、南外堀沿いで2羽。

 ウグイスの笹鳴き、音楽堂西上、ピースおおさか、豊国神社東の3羽。低い植え込みの中を採餌移動しながら 「チャッ・チャッ」 と鳴く地鳴をこう言う。
 ウグイスで思い出した。オリックスのウグイス嬢・藤生恭子さんの声。・・・・萌え。

 ルリビタキの♀型に出合う。音楽堂西上ではアオジと一緒に道の上に。豊国神社裏ではジョウビタキ♀に追われて。
 アオジは、音楽堂西上、一番やぐら、天守閣東配水池などで。

 オオバン。東外堀で1羽。東外堀では初記録。内堀にも先から越冬中の1羽。そして北外堀には、何と7羽。合計9羽。12月9日にもひでキングが9羽を確認。大阪城公園新記録数だ。

 日本野鳥の会滋賀の機関紙「におのうみ 2012.12.1 NO31-」の琵琶湖の水鳥調査結果を見ると、2012年はオオバンが突出して多く、2位のキンクロハジロは半分以下。
 大阪城公園の変化はここだけでなく、時には鏡のように各地の状況を表しているようだ。

 オカヨシガモは、南外堀、内堀、北外堀の計30羽。
 ヨシガモは、南外堀、内堀の計13羽。
 ヒドリガモは、全堀の計102羽。
 カルガモは、人工川に11羽と北外堀に1羽。
 ハシビロガモは、南外堀、北外堀、内堀の計34羽。
 コガモは、南外堀に15羽。

 ホシハジロは、北外堀と内堀で計52羽。
 キンクロハジロは、南外堀、西外堀、北外堀、内堀の計69羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、アトリ、ヒガラ、エナガ、キクイタダキ、シメ、ウグイス、ルリビタキ、アオジ、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、マヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、オオバン、カワウ、セグロカモメ、ユリカモメ。
コメント (2)
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