既に本館の方で書いてる全体的な感想もよろしく!って事で予告通り「俺妹」9巻特集です。
ネタバレ含むので注意です。
今回は沙織さんの話。
沙織さんって普通に可愛かったんですね・・・。
っていうか普通にめちゃめちゃ健気でキュートな人じゃないですか、って。
今考えると
初登場のアレも、実は緊張してたのか?とか
京介の爆笑に実は女の子として胸を痛めてたんだ、とか
彼女なりの努力だったんだな~だとか。
結局似た者同士を選んだんだな、って。そういう風に色々想像も出来る作りになっててね~。
これはたまらんですよ。
これアニメでやってたら絶対沙織の人気も違ってただろうな、って思う。
結構良いところに食い込んでくるのでは?
流石に恋愛云々は別の話としても、多分これ読んで株上がった部分は自分の中にも絶対あってね。
まあ株って言うか元々素敵な人物ではあったんだけど
その分、素顔が出てなくて
感情移入しづらいって部分が少なからずあったと思うんだけど(原作ではそんな素もちょこちょこ出てましたが)
ここで個人的には本当の意味で好きになれた感じもありましたね。
さり気にお嬢様モードが凄く可愛い(笑)。
妹キャラとしても上々ですよ。
でも、流石に姉貴の集めた連中が道を見つけて去っていく場面は
ちょっと泣きそうにもなりました。
というか少し出た。
途中までは「ふーん」って感じで読んでたのに、後半になると「えっ」って感じで
大きく感情が揺さぶられてしまうのはこのシリーズの最も恐ろしい所ですね・・・。
これ毎巻やられてるんだけど
毎巻見事に落とされてしまいます。
元々一人ぼっちで孤独だった沙織だからこそ(名家の生まれってこともあって)
仲間ってものに対しては常に真剣で
気配りを大切にしてるんだな、っていう彼女の想いは大いに伝わってきましたね。
だからこそ駄々をこねるラストシーン近辺が更におかしいものに仕上がってると思う訳でもあり(笑)。
カメレオンドーター、とは言えど
その実そのどれもが本当の自分なんです、ってオチには納得。
だって、過度なオタクファッションの彼女も
勇敢な装備、っていうか、人の想いを受け継いでる事には変わりないのだから。ってね。
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