残暑/クラムボン 11.9.11

本館の日曜深夜の4本更新も残りわずかです。これ全部読んでくれてる方凄いよなあ。
自分でもビックリするくらいバッラバラなんですけど
正直どれも差が無いくらい好きなんですよね。
初めて行った府中で買った「魔乳」の単行本・・・今でも本棚で活躍中です。
姉の友達に薦めて貰った「異国迷路のクロワーゼ」も大切な原作だし
やっぱ元々好きだと
色々書きたくもなるよね、って事で。来期はどうなるんでしょう。今期よりは原作枠少な目か。

今期は割と世間的な人気作とは支持する作品がズレてしまった感覚もあります。
ただ、だからといって
好きでもない作品を書くのは違うよなー、っていうか
人気なくても自分のお気に入りのやっぱ書きたいわっていうか。
人気あってもなくても
そこは平等に、自分の心に素直に・・・。
いくらそれで人が来ても、個人的には全然嬉しくないと思いますからね。これからも頑張らねば。






【第9回】　9月11日の一曲　残暑/クラムボン





忘れられない思い出の歌。
心残りを
夏の暑さに例えて、未だに焼きついて離れない、と。
非常にストレートな歌メロって感じで、だからこそ胸にまっすぐ届くような強さがあります。
切なさは過剰に
でもナチュラルさも忘れずに。
別れの歌なのに爽やかな印象はありつつ
でも、夏を越えることの出来なかった二人の描写に
ちょっぴり胸がおセンチな気分になってしまうような、そんな渾身のバラッド。
今という時期にもピッタリな曲ですが
季節を抜きにしても
忘れられない残り香がそっと胸にくるような、そんな楽曲にもなっています。

大切な人をたぐりよせる引力が
そういう自分になりたいって
健気に願う楽曲でもあります。そんな感情を大いに引き出しているボーカルもまた凄みが感じられる曲。
夏の名曲の一つだと思います。