君は転んで血を流す

もう僕は夢のあとが見たいから

C3-シーキューブ- 第6話「球形硝子に似て脆弱な」 感想

2011-11-06 01:27:56 | 2011年 秋アニメ





道具と境遇。




意志を持ち人型になってしまった人形。
その顛末の後の
彼女の表情は心なしか楽しそう。人間のおもちゃにされてるよりも優雅に見える。
そんな彼女の望みは、
はっきりと口にはしなかったけど
きっとその姿を失いたくないんじゃないかな?とは思いました。
そりゃそうだ
壊すとか、幽閉するとかじゃなくて
自由を手にしたんなら、自由を所望するに決まってる。それはある種真っ当な望み。
でも、それに関しての犠牲は当然出てる訳で・・・。
死ぬ死なないの問題じゃない。
非常に難しい問題。それをどう対処するか、に期待。


―に、してもなんて優れた映像表現なんだ(笑)。ワンシーンワンシーンが見逃せないっていうか
ハッとする演出が多すぎる。
それはまるでおもちゃ箱をひっくり返したような落ち着きのない、でもキレイで賑やかでもある世界観。
その作画センスに惚れ惚れしつつ、ハーレムとシリアスを上手く混ぜたストーリー運びも良かった。
特にフィアは
自分でもはっきり気付かないままに春亮を意識している風でとても良いですねえ。
このアニメでは当然フィアちゃんが一番好きです!といいつつ
委員長とかのグラマー系も悪くはないですが。
久々にニヤニヤシーンが多くてその意味でも満足でしたが、一番のお気に入りは勘でフィアが走り出したシーンですかね。
あそこのドヤ顔は個人的に最高でした(笑)。地味にクオリティ高いのにあまり話題になってないのが残念ですな。




このアニメは勧善懲悪ではないというか
互いにきちんとした理由があるのが個人的に好きですね。
一方的じゃない、っていいますか。




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