ぴえぴえの雑記帳

ある家族の日々の出来事を記します

Replaced parts

2010年09月03日 05時58分29秒 | クルマの話
息継ぎ修理の際に取り外した部品達は、プラグ以外
持ち帰ってきました。19年もの間、頑張ってくれたので
その姿を拝みたかったのと、まだ機能しているので万が一
のときのスペアになるかなと思ったから。
(摩耗したプラグを換えてみたら息継ぎは発生しなかったという
 事実から他の部品達は生きているだろうという判断です)

まず、プラグのこと。
10年間使ったプラチナプラグ、ディーラーで確認してきました。
電極の摩耗がスゴいことになっていて素人が見ても「これは
NGでしょう」と思う位。ここまで逝っちゃうとマトモな火花
とばせないよなぁ。

コチラ、エンジンルーム。


このカバーの下にハーネスとダイレクトイグニッションとプラグ
が収まっています。


タペットカバーの一番後部に鎮座するパワトラユニット。
こんな小さな部品だけど、結構高価なんですよ。

あ、パワトラから黒光りしているハーネスが生えている
のが見えますね。

サブハーネス。結構キレイ。換えなくてもよかった!?


外したパワトラ。表側。


裏側。へ~、ヒートシンクがあるんだ? 知らなかったなぁ。


ダイレクトイグニッション。これもとってもキレイでした。

メカの方曰く、管理がヒドいクルマだと、このイグニッションとか
ハーネスとかが湿気で腐食しちゃって大変なことになっちゃうんで
すって。まだまだ使えたのかな?

この外したダイレクトイグニッションは前期型なのでプラグが挿し
込まれる部分にスプリングは入っていません。でもスプリットファイア
のものは後期型同様、スプリングが入っていました。

と、こんな具合で、原因のプラグとあわせて点火系の部品達を
一気に交換してみました。請求書がちょっとコワい・・・

ドライブフィールは昨日も書いたように、低回転でのトルクが
太くなりドッカンターボ感が減りました。それから回転が
全体的に滑らかに。高回転側での勢いも良くなったと感じます。
これがこのエンジンの真の姿に近いんでしょうね。

それから、息継ぎが発生しているときのコンサルトのデータも
見せていただきました。3速1,500回転付近で加速中に100回転ほど
落ち込むのが再現され、そのときのエアフロ、スロポジセンサー、
O2センサー、空燃費、燃料噴射量などの数値に変化は認められず。
これらのデータから点火系が怪しいことが裏付けられたってわけですね。
ちなみに数値そのものも正常範囲でまだ(?)大丈夫だそうな。


今回の作業の前、ディーラーの担当の方が次のようにおっしゃって
ました。「普通のユーザーは重ための不具合が出たら買い替えちゃ
いますから、トラブルが出てそれを徹底的に原因究明していくなんてこと
はまずないんです。ですから、メカニックが不具合の原因を調べる
なんていう機会はほとんどなく、定期点検とか定期交換が必要な
パーツを換えたりするだけ。メカニックの教育上、スゴくいい機会
なのでイチから原因を探らせてください!」

ふむふむ、確かに20年近くも維持しないですよね。
気付けば人生の半分近くの期間を一緒に過ごしていることになる
わけだし。今のディーラーにはかなりお世話になっていることも
あるので、自由にやっちゃってくださいってことで1週間みっちり
と点検してもらったのです。

朝からツラツラとタイプしてみましたが、とりあえずは息継ぎの
手当は完了です。

整備してくれたディーラーの方々、どうもありがとうございました。
いつも面倒な作業ばかりで恐縮です。これからもよろしくお願いします。
それから19年間も働いてくれた、パワトラ様、ハーネス様、ダイレクト
イグニッション様、お疲れさまでした。10年も酷使しちゃったプラグ様、
大変失礼しました。


さて、次は何が・・・




つづく
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