横浜田舎物語

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全速力では走れない

2021-02-23 | 変形性股関節症
今日も朝からちび孫の相手です。

コロナ禍でなければ一緒に行きたいところはたくさんあるのに
毎回家にいるだけではお互いにストレスがたまる一方

そこで毎回テーマを決めることにしています。

今日は家庭科、といっても面倒なことは私のほうがお断りなので
簡単で満足できることを

ということで、超簡単なスコーンづくり



ホットケーキミックスにバターと牛乳を混ぜるだけ、たまたまあった細かいアーモンドも入れてみました。

簡単すぎたけどおいしかったね。

この後、夕食の手巻き寿司用卵焼きを上手に焼いてくれましたよ。

夕方、近所のケーキ屋さんに行きました。

信号を渡ります。

歩行者専用信号が青だ!ここの信号は変わってしまうと待ち時間が長いのです。

「行くよ~」はいいけれど、全速力では走れない
術後6年半が経過したけど、駆け足くらいで全速力で走ったことはありません。

どうして早く走れないんだろう。
走りながら考えました。腿が上がっていない

プールではアクアビクスのインストラクターの合図で腿上げを思い切りやります。

片脚ずつ蹴り上げて水上に足先を出したりもします。

なのに、地上では走れない、もちろん重力があることも一因ですけど
思い切り走ると言う動作自体を忘れてしまっているのかもしれません。

頭も気持ちも走っているつもりですけど、体が付いて行かない

高校時代50m走7秒台だったのに、瞬発力だけは負けなかったのに

普段の生活の中で、全力で走る、走らなければならない場面があるでしょうか

それでなくても股関節をかばいながら生活しているのに、
全力疾走はあり得ないことですから

そんな無茶なことをやって、転んで骨折でもしたら大変なのに

人工股関節置換手術をして大分経っているのに、いまだに股関節症のカテゴリーを開いてくださる方が
たくさんいらっしゃいます。

医師から末期宣告を受けて悩んでらっしゃる方も多いことでしょう。

そんなことで改めて、自分はなぜいとも簡単に手術することを決められたのか

怖かったからです。
自分で無くなることが怖かったからです。

痛みが増してきて、毎日のように痛み止めを飲み続けて1年半、もう限界でした。

生活にも支障が出ていましたし、なんといってもロードバイクに乗れないことが一番だったかもしれません。

ですから、手術での一時の辛抱はまったくどうってことはなかった。

やりたいことがやりたい、行きたいところに行きたい
苦しかったですね。
それから解放されるのなら手術なんてちっぽけなもの

医師団を信じて、時間が過ぎるのを待つだけです。

医師から手術を勧められているにも関わらず躊躇している方も多いかと思います。

そんな方々の背中をポンと押してあげたくて書いてみました。

今の私は、全速力で走れなくても、1万歩歩くのは平気です。

ほとんど立ったままのスタジオレッスンにも参加できるようになりました。

プールのレッスンでは言わなければわからないほど、誰よりも元気に動いています。

ただ、どんなに痛くても末期でも死ぬことはありませんから、手術する、しないはご本人次第
やりなさいとは言いませんが、やったら楽しいことが待ってるわよ、とは言います。

皆さんの検討と健闘を祈ります。

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