横浜田舎物語

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パソコン修理中の出来事

2016-10-04 | 家族
パソコン修理中の出来事です。

お彼岸休日の真ん中の平日、静岡に行ってきました。

用事は2件、まずは来年成人式を迎える孫のために、姪の着物を借りることと、その確認
確認と言うことは、本人が必要、

「新幹線に乗るの何年振りかなあ?」

どこに行くのも車の親でしたから、中学校の修学旅行以来?

ばーばはあなたと一緒はあれ以来ですよ・・・小学校卒業時の記念旅行・・
もう6年半も経ってしまったのね。

まだぎりぎり私の方が背高かったけど、今では見下げられています(笑)

実家に行くのも5年ぶりくらい、

いきなり「大きくなったねえ」って、もしもし、もう大学2年生なんですけど

実家の義姉が用意してくれてあった振袖、

実際見る前には「クリーム系?それって変色してそんな色になっちゃたんじゃないよね」
なんて、ふざけたことを言っていましたが

実物を掛けてもらって

「思ってたのと全然違う、すごく気に入った」そうでしたか、それはよかった

今年56歳になった姪が20歳の時に作った振袖です。

今は亡き母の見立てです。

手描き友禅です。刺繍とかきらびやかさはないけど、上品で優しい色遣いの花柄は
とても36年経っているとは思えません。

実はこの振袖のこともあって、着物の整理、タンスの買い替えとなったわけです。

足袋以外はすべて揃っています。よかったね、成人式が楽しみです。

そして、もう一つの目的、入院中の姉の見舞いです。

入院もすでに3か月が過ぎました。

一時は、これ以上延命治療は、本人も望んではいないし、苦しい思いをさせるくらいなら
静かに幕を引かせてあげたほうが・・と、姪から悲壮な電話がありました。

私たちも覚悟しました。

ところが・・なんという生命力か、無理かもしれないという治療が成功し、その先に進むことができて
最悪から脱出できたのです。

ちょうどリオオリンピックと高校野球が始まった頃の事

個室でしたが、集中治療室でしたからテレビは無い
すると

「オリンピックと高校野球が見たいからテレビを運んでほしい」と看護師さんにお願いしたそうです。

そのころからめきめき症状がよくなってきたとのこと

もう驚くばかりでした。

しかし、そうはいっても年齢的に厳しいことには変わりはなく、ずっと寝たきりだったこともあって
車いすにも30分~1時間くらいしか座っていられないとか

心配だったので、実家の義姉と、今回は孫も連れて病院に向かいました。

足は細くなってしまったけど、顔色もよく、頭の方はしっかりしているので
よく話します。が、入れ歯が入っていないので、時々聞き取れないこともあり
姪の通訳が必要だったり

でも、うちの孫のことはよく分かってくれました。

「まだまだこれからだからね、頑張るよ」と、さすがです。

こんなところ、亡き母に似ているな、と少し安心して

体調がよくなり次第リハビリ病棟に移動するそうです。

お姉ちゃん、頑張ってね、午前中お墓参りに行って<まだ迎えに来ないでね>って
両親と祖母に頼んできましたから

特に祖母は、初孫だった姉を可愛がっていましたから、もう少し待っててあげてね。と
念を押してきました。

慌ただしい帰省でしたが、中身は充実していました。

なにより、最近ではめったにできない、孫と二人きりでのお出かけが実現できたこと

いい思い出になりました。


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