日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(988)「ド・モルガンの法則」と「選言三段論法」と「肯定肯定式(MPP)」。

2021-09-27 19:37:04 | 論理

(01)
(ⅰ)
1     (1)   P∨ Q  A
 2    (2)  ~P&~Q  A
  3   (3)   P     A
 2    (4)  ~P     2&E
 23   (5)   P&~P  34&I
  3   (6)~(~P&~Q) 25RAA
   7  (7)      Q  A
 2    (8)     ~Q  2&E
 2 7  (9)   Q&~Q  78&I
   7  (ア)~(~P&~Q) 29RAA
1     (イ)~(~P&~Q) 1367ア∨E
(ⅱ)
1   (1)~(~P&~Q  A
 2  (2) ~(P∨ Q)  A
  3 (3)   P      A
  3 (4)   P∨ Q   3∨I
 23 (5) ~(P∨ Q)&
         (P∨ Q)  24&I
 2  (6)  ~P      35RAA
   7(7)      Q   A
   7(8)  (P∨ Q)  7∨I
 2 7(9) ~(P∨ Q)&
         (P∨ Q)  28&I
 2  (ア)     ~Q   79RAA
 2  (イ) (~P&~Q)  6ア&I
12  (ウ)~(~P&~Q)&
        (~P&~Q)  1イ&I
1   (エ)~~(P∨ Q)  2ウRAA
1   (オ)   P∨ Q   エDN
従って、
(01)により、
(02)
①    P∨ Q
~(~P&~Q)
に於いて、
①=② である(ド・モルガンの法則)。
然るに、
(03)
(ⅰ)
1     (1)   P∨ Q   A
 2    (2)  ~P&~Q   A
  3   (3)   P      A
 2    (4)  ~P      2&E
 23   (5)   P&~P   34&I
  3   (6)~(~P&~Q)  25RAA
   7  (7)      Q   A
 2    (8)     ~Q   2&E
 2 7  (9)   Q&~Q   78&I
   7  (ア)~(~P&~Q)  29RAA
1     (イ)~(~P&~Q)  1367ア∨E
    ウ (ウ)  ~P      A
     エ(エ)     ~Q   A
    ウエ(オ)  ~P&~Q   ウエ&I
1   ウエ(カ)~(~P&~Q)
          (~P&~Q)  6オ&I
1   ウ (キ)    ~~Q   エカDN
1   ウ (ク)      Q   キDN
1     (ケ)  ~P→ Q   ウクCP
(ⅱ)
1    (1)  ~P→ Q   A
 2   (2)  ~P&~Q   A
 2   (3)  ~P      2&E
12   (4)      Q   13MPP
 2   (5)     ~Q   2&E
12   (6)   Q&~Q   45&I
1    (7)~(~P&~Q)  26RAA
  8  (8) ~(P∨ Q)  A
   9 (9)   P      A
   9 (ア)   P∨ Q   9∨I
  89 (イ) ~(P∨ Q)&
          (P∨ Q)  8ア&I
  8  (ウ)  ~P      9イRAA
    エ(オ)      Q   A
    エ(カ)   P∨ Q   オ∨I
  8 エ(キ) ~(P∨ Q)&
          (P∨ Q)  8カ&I
  8  (ク)     ~Q   エキRAA
  8  (ケ)  ~P&~Q   ウク&I
1 8  (コ)~(~P&~Q)
         (~P&~Q)  7ケ&I
1    (サ)~~(P∨ Q)  8コRAA
1    (シ)   P∨ Q   サDN
従って、
(02)(03)により、
(04)
ド・モルガンの法則」を介して、
①  P∨Q(Pであるか、または、Qである。)
② ~P→Q(Pでないならば、  Qである。)
に於いて、
①=② である。
従って、
(04)により、
(05)
(ⅰ)「Pであるか、または、Qである。」然るに、
(ⅱ)「Pでない。」故に、
(ⅲ)「Qである。」
といふ「推論(選言三段論法)」は、
(ⅰ)「Pでないならば、Qである。」然るに、
(ⅱ)「Pでない。」故に、
(ⅲ)「Qである。」
といふ「推論(肯定肯定式)」に、「等しい」。 従って、
(05)により、
(06)
①  P∨Q,~P├ Q
② ~P→Q,~P├ Q
といふ「連式(Sequents)」に於いて、
①=② である。
従って、
(06)により、
(07)
① P=~P
② P=~P
といふ「代入(Substitution)」を行ふと、
①  ~P∨Q,~~P├ Q
② ~~P→Q,~~P├ Q
といふ「連式(Sequents)」に於いて、
①=② である。
従って、
(07)により、
(08)
「二重否定律(DN)」により、
① ~P∨Q,P├ Q
②  P→Q,P├ Q
といふ「連式(Sequents)」に於いて、
①=② である(含意の定義)。



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1 コメント

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「法的三段論法」もありますね。 (原左都子)
2021-09-27 20:49:04
大前提: 要件→→効果 (←条文の要件の文言解釈を行う。)

STEP2 小前提:事実→→要件 (←問題文の事実を要件にあてはめる。)↓

STEP3 結 論:事実→→→→→→効果

とのステップのようです。

だからどうした、と言いたかった訳でもないのに、失礼申し上げました。
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