日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1273)「実質含意のパラドックス」について。

2023-10-20 14:48:47 | 論理

(01)
1      (1)   P∨ Q   A
 2     (2)  ~P&~Q   A
  3    (3)   P      A
 2     (4)  ~P      2&E
 23    (5)   P&~P   34&I
  3    (6)~(~P&~Q)  25RAA
   7   (7)      Q   A
 2     (8)     ~Q   2&E
 2 7   (9)   Q&~Q   78&I
   7   (ア)~(~P&~Q)  29RAA
1      (イ)~(~P&~Q)  1367ア∨E
    ウ  (ウ)  ~P      A
     エ (エ)     ~Q   A
    ウエ (オ)  ~P&~Q   ウエ&I
1   ウエ (カ)~(~P&~Q)&
           (~P&~Q)  6オ&I
1   ウ  (キ)    ~~Q   エカRAA
1   ウ  (ク)      Q   キDN
1      (ケ)  ~P→ Q   ウクCP
(02)
1      (1)  ~P→ Q   A
 2     (2)  ~P&~Q   A
 2     (3)  ~P      2&E
12     (4)      Q   13MPP
 2     (5)     ~Q   2&E
12     (6)   Q&~Q   45&I
1      (7)~(~P&~Q)  26RAA
  8    (8) ~(P∨ Q)  A
   9   (9)   P      A
   9   (ア)   P∨ Q   9∨I
  89   (イ) ~(P∨ Q)&
            (P∨ Q)  8ア&I
  8    (ウ)  ~P      9イRAA
    エ  (エ)      Q   A
    エ  (オ)   P∨ Q   エ∨I
  8 エ  (カ) ~(P∨ Q)&
            (P∨ Q)  8オ&I
  8    (キ)     ~Q   エカRAA
  8    (ク)  ~P&~Q   ウキ&I
1 8    (ケ)~(~P&~Q)&
           (~P&~Q)  7ク&I
1      (コ)~~(P∨ Q)  8ケRAA
1      (サ)   P∨ Q   コDN
従って、
(01)(02)により、
(03)
①  P∨Q
② ~P→Q
に於いて、
①=② である。
従って、
(03)により、
(04)
「日本語」で言ふと、
① Pであるか、または、Qである。
② Pでないならば、  Qである。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(03)により、
(05)
P=~P
といふ「代入(置き換へ)」により、
①  ~P∨Q
② ~~P→Q
に於いて、
①=② である。
従って、
(04)(05)により、
(06)
① Pであるでないか、または、Qである。
② Pでないでないならば、  Qである。
に於いて、
①=② である。
従って、
(06)により、
(07)
① Pでないか、または、Qである。
② Pであるならば、  Qである。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(08)
「番号」を「付け替へる」として、
① Pでない
② Pでないか、または、Qである。
に於いて、
①⇒② である。 従って、
(07)(08)により、
(09)
① Pでない
② Pでないか、または、Qである。
③ Pであるならば、  Qである。
に於いて、
①⇒② であって、
②=③ である。
従って、
(09)により、
(10)
「番号」を「付け直す」として、
① Pでない
② Pであるならば、Qである。
に於いて、
①⇒② であって、
このことを、『実質含意のパラドックス』と言ふ。
然るに、
(11)
1(1)~P       A
1(2)~P∨Q     1∨I
1(3) P→Q     2含意の定義
 (4)~P→(P→Q) 13CP
従って、
(11)により、
(12)
├ ~P→(P→Q)
といふ「連式」、すなはち、
├ Pでないならば(Pであるならば、Qである)。
といふ「連式」は、『妥当』である。
従って、
(10)(11)(12)により、
(13)
├ ~P→(P→Q)
といふ「連式」、すなはち、
├ Pでないならば(Pであるならば、Qである)。
といふ「連式」、すなはち、『実質含意のパラドックス』は『妥当』である。
然るに、
(11)により、
(14)
1 (1)~P       A
1 (2)~P∨Q     1∨I
1 (3) P→Q     2含意の定義
  (4)~P→(P→Q) 13CP
 5(5)~P& P    A
 5(6)~P       5&E
 5(7)    P→Q  46MPP
 5(8)    P    5&E
 5(9)      Q  78MPP
  (ア)~P&P→ Q  59CP
従って、
(15)
├(~P&P)→Q 
といふ「連式」、すなはち、
├「矛盾」が「」であるならば、「任意の命題」は「真」である。
といふ「連式」は、『妥当』である。
従って、
(13)(14)(15)により、
(16)
(ⅰ)『実質含意のパラドックス』は『妥当』であって、
(ⅱ)「矛盾」が「」であるならば、
(ⅲ)「任意の命題」は「真」である。
然るに、
(17)
(ⅱ)「矛盾」は「」ではなく、「」である。
従って、
(16)(17)により、
(18)
(ⅰ)『実質含意のパラドックス』が『妥当』であったとしても、
(ⅱ)「任意の命題」は、「」であるか、または、「」である。


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