2月も中旬を過ぎ、ちょうど今日(2/19)は二十四節気では「雨水」(うすい)にあたります。
「 空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。」という意味で、
本格的な春に向けて着実に一歩一歩進んでいるような時期ですね。
高校入試は、県立の一般入試を残すのみ。
受験生のみなさん、春はすぐそこまで来ていますよ。
あともう少し!
そんな春の兆しを見つけました。
駅のちょっとした植え込みにあった「ビオラ・ラパン」という花。
パンジーに似ていますが、ちょっと形が違います。
解説を見ると、うさぎの耳の形をした花びらが特徴なのだそうです。
これが、れっきとしたスミレ科の花。
で、冒頭の句なのです。
芭蕉がこの句を詠んだのは、京都から大津に向かう逢坂峠のあたりと言われています。
まさか、当時はこんなおもしろいすみれの花はなかったでしょうが、
山道を歩き、ヘトヘトに疲れた心を癒すものだったのでしょう。
さあ、受験生のみんなも今は山道の一番キツイ坂道。
峠は見えたぞ!
あとひんふんばりだ!!
甲西・守山教室より鼎でした。