シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

第36主日

2013-02-10 16:05:02 | 正教会及び宗教全般
今日の福音箇所は17主日と同じ、マタイ15章21~28のカナンの女の話。
過去記事はこちら
2006第17主日
2007第17主日
2012第17主日

お西さん(!)ではカーニバルが始まってますね。
もう来週灰の水曜日なんだもんな。
今年は西と東の復活祭はだいぶ日があいていて、かたや3月31日、かたや5月5日でございます。
こっちの入りは3月17日か、遅いなー。
まあ寒くない復活祭はありがたいけどね。

ところでちょっと驚いた事件が。
VORロシアの声より。

ひげをそり落としたアーミッシュの分派指導者に禁固15年

9.02.2013, 13:11
米オハイオ州の裁判所は8日、憎悪犯罪の罪に問われていた宗教の分派指導者サミュエル・マレット被告に、禁固15年の判決を言い渡した。AFP通信が伝えた。マレット被告の15人の共犯者らには、1―7年の禁固刑が下された。
アーミッシュの掟によると、既婚男性は髭をそってはならず、既婚女性は、髪を切ってはいけないことになっており、髭や髪を切られることは屈辱的だと考えられている。 調査情報によると、マレット被告は、被告が受け入れを拒否した人々を、他のコミュニティ指導者が共同体に加えたため、襲撃命令を出したという。

このタイトルだとなんか自分のひげを剃ってとっつかまったみたいだw
それにこの画像、鼻の下にひげがあるからアーミッシュについての記事に使うのは不適切ですな
ほおひげとかあごひげはいいけど、口ひげは軍人さんとかイメージするから駄目なんで。
口ひげだけないのは、ちょうど札幌のS神父さんが以前してたスタイルがそうだよね。
AFPBBニュースに画像と、もう少し詳しい記事がある。
アーミッシュ指導者に禁錮15年、対立する信者への襲撃で
米オハイオ州ベルゴルツで信者らと共同生活を送っていたキリスト教の一派アーミッシュの指導者、サミュエル・マレット被告(67)に8日、禁錮15年の量刑判決が言い渡された。信者らに指示して対立するグループのリーダーなどを襲撃させたとして、昨年9月にヘイトクライム(憎悪犯罪)の罪で有罪が言い渡されていた。検察側によると、小規模なアーミッシュの共同体のリーダーだったマレット被告は、間にもめごとを抱えていた9人に対して「テロ行為」を計画。犯行グループは2011年9~11月の間に5回にわたって被害者らを襲い、馬のたてがみを切る大ばさみや充電式シェーバーで被害者らのひげや髪をそり落とした。被害者は指導者としてのマレット被告に疑問を呈した人たちで、被告の親族も含まれていた。(続きはリンク先をご覧下さい)

何に驚いたって、絶対平和主義のアーミッシュが…ってこと。
オルドゥヌンクに「怒ってはいけない」とか「喧嘩をしてはいけない」ってあるのに。
なんか今見たらAFPBBニュースで一昨年記事になってました。
アーミッシュの「暴君」を起訴、対立者の襲撃を命令 米
(前略)米連邦捜査局(FBI)の捜査後に発表されたマレット被告の義理の娘や元の義理の息子らなどの証言を含む宣誓供述書によると、マレット被告は「ベルゴルツの人たちの生活のすべて」を管理していたという。「ベルゴルツ内では、マレット被告の許可がなければ、いかなる判断も下されず、訪問者も認められなかった」と、宣誓供述書には述べられている。「アーミッシュの教えと聖書を軽視して、マレット被告は、コミュニティー内で彼に反対する者に対して強烈な罰を与え、肉体的負傷を負わせた」また、「マレット被告の敷地内にある鶏舎で、何日間も寝泊まりをさせられたりした他、マレット被告に従わない者に対してはメンバーが暴行を加えて良いことになっていた」。「さらに、マレット被告はグループ内の既婚女性たちに『カウンセリング』を行い、女性たちを自宅に連れ込んで、悪魔から身を清めると述べて性的な行為をしていた」(続きはリンク先をご覧下さい)

こんなんアーミッシュじゃねえよ・゜・(つД`)・゜・カルトだよ
つかあすこからこんなリーダーが出てきちゃうってどういうことなんだまったく…
解せぬ。