シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

生神女庇護祭

2008-10-14 23:06:13 | 正教会及び宗教全般
昨年ぐらいから中祭や小祭の聖体礼儀が行われるようになって(神父さんによってはやっていた時もあるようだ)生神女庇護祭に初めて与った。
あてくしも詳しくは知らないけど、祭日にはそれぞれ格があって、復活祭はそれこそ「祭の祭、祝いの祝い」だもんだからもうこれは別格。
その下に十二大祭がある。
降誕祭・洗礼祭・生神女福音祭etc。
んでその他に中祭と小祭があって、聖人のお祭りや何かがこちらに含まれる。
生神女庇護祭とか、ペトル・パウエル祭なんかは中祭の中でも全国区のお祭りで、小祭はほとんどローカルな感じ(でも地元じゃ盛り上がってたりすんだろね、村祭りノリで)。
生神女のお祭りが中祭っていうのにちょっと戸惑う部分もあるけど、まあこりゃ10世紀ぐらいのいわゆる「ご出現」の記念だし、とっくにこの頃十二大祭は確立してるからね。

福音箇所はルカ10:38~42、11:27~28。
生神女系のお祭りで、生神女福音以外は聖書に出てないから全部この箇所だ。
もうお腹いっぱうわ何をするやめろ
…というかここ聞くとマリヤになりたいよぅ(´д⊂)って泣けちゃうから好かんのだ。

庇護祭のイコンはないので正面のアナロイには普通の生神女のイコンが置いてあったけど、ロシア人の女性がその前でぽろぽろ涙をこぼしながら祈りの言葉をつぶやいていた。
どうぞ生神女の庇護がありますように。