シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

聖神゜降臨祭

2006-06-11 14:00:36 | 正教会及び宗教全般
「昔は塔を建つる者の狂暴のために言は乱されたり、
今は神学の光栄のために言はさとりやすくなりたり、
彼処には神罰をもって不虔者を定罪せり、
ここにはハリストス聖神゜をもって漁者を照らせり、
その時合一は失われて苦しみを致し、
今合同は新たにせられて我が霊の救いを致す。」
(聖神゜降臨祭 スボタの晩課)

バベルの塔のその昔、神は言葉を混乱させて人を地の全面に散らされた。
そしてこの五旬節の日、神は聖神゜(聖霊)を遣わして、弟子たちに様々な国の言葉を語らせた。
福音を伝えるために。散らされた者を神に立ち返らせるために。

釧路教会は「聖神゜降臨聖堂」で、つまりこの日は堂祭なのだが、今日神父さんは上武佐巡回。
巡回教会の日程は、だいたい月の第何週と決まっていて、信徒も先々の予定をそれで組んでいるので、動かすと参祷者数に響く。
教会報を読んで「今月は変わるんだな」と認識していても、自分の中にはサイクルが出来上がっていて、ウッカリいつもの週に来てしまったりする。
なので少々残念だが、本日は代式祈祷。