シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

諸聖神父の主日

2006-06-04 16:30:27 | 正教会及び宗教全般
325年、二ケア公会議に出席した318人の師父達を記念。
第一回全地公会として知られるこの会議でなされたのは、
『ロゴス、すなわち神言葉・神の御子は被造物ではなく神である。
彼は父から「生まれ」たのであり、父によって作られたり創造されたものではない。
彼は父と同一の本質を分かち持つ。
彼は「真の神」からの「真の神」であり、万物は彼、即ち「神の御言葉」によって創造された』
という宣言である。
これはアリウスの
『ハリストスは、神によって無から創造された他の被造物と同じく単なる被造物である。
イイスス・ハリストスは「造られざる」方ではない。
父なる神と同一の「造られざる」神としての「神の御子」ではない。
彼は聖神゜(せいしん・聖霊)とともに被造物であり、神は聖三者ではない』
という主張を退けたもの。

別にその頃から伝わっているわけではないけれど、今でもアリウス主義的な考えのところはある。
例えば「キリストは神の子で,神より下位にある」「キリストは神による創造の最初のもの」と主張する、輸血を禁じるとある団体。
小学生の頃家に聖書研究の人が来ていた関係で、私が初めて手にした聖書は新世界訳だったわけだがw
しかも社会人になってからとある聖書学び会に友人の付き添いで行った時、後生大事にそれを持っていったよ…
2回目に行った時さりげなく新改訳をプレゼントされたけど、そりゃあまずいよ、あの訳じゃあね。
あああああ今考えると恥ずかしいったらありゃしない、穴掘ってもぐりたくなる。
つか、それほど無知だったのに何で今はこんなにヲタ全開…