興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

祝 檀信徒会館「明法殿」 竣工式 その3

2009年04月05日 | 大覚寺

  竣工式に出席させて頂いた時に、中西住職に質問した時の話を書いてみようと思います。

 お経を唱えられ参列者が焼香をした後、工事関係者の感謝状贈呈、長澤総代の挨拶、全員で万歳三唱、記念写真で式典は終ったのだが、是非とも阿弥陀様を近くから見て下さいと言って頂いたので興ちゃんは祭壇に近づいたのだが、ここでタイトル写真である「竣工之疏(しゅんこうのしょ)」と書かれた巻紙が目に入った。

 中西住職に何か質問する時は30年以上前、ここ大覚寺の学習塾「月影道場」で勉学を習っていた頃にタイムスリップする。先生と呼ぶ癖がいまだに直らず「先生この字はどう読むのですか。」と読めなかった疏(しょ)の文字を中西住職にたずねた。先生は昔と変わらず丁寧に教えてくださった。

 興ちゃん流に解説すると魚吹八幡神社でよく見る祝詞(のりと)のお寺版のようだ。

 「竣工之疏(しゅんこうのしょ)」とは竣工に際しての仏様への口上書のようだ。確かに住職は儀式の一番最初に声高らかに「竣工之疏(しゅんこうのしょ)」を奉読されていた。

 疏(しょ)を『広辞苑』で調べてみると
 箇条書きにして陳述する事。また、その文書。
 官にたてまつる文書。上奏文。とある。



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