興浜(おきのはま)で候 

興(こう)ちゃんの手掘り郷土史

歴史三昧の一日 その弐 『堀家で候』

2011年11月28日 | 歴史散歩

 たつの市龍野町にある県指定重要文化財「堀家住宅」の特別公開に行って来た。

 たつの市小宅小学校6年生154名が「地域の歴史「語り人」プロジェクト」として案内役を務めており、興ちゃんにも女子児童が詳しく説明しながら母屋まで案内してくれた。

 龍野城下から揖保川ごしに東側の左岸に大きな楠と白壁が連なった建物が堀家住宅である。

 約6,400m2という広大な敷地に、主屋1棟、座敷2棟、蔵12棟、付属屋6棟、門7棟、塀6棟が現存し、宅地と共に兵庫県指定重要有形文化財となっている。

 
 長屋門の前が受付でここから小学生が案内してくれる

 
 揖保川沿いの楠と白壁が連なる堀家住宅

 
 漆喰壁に鏝を使って描かれた漆喰の装飾技法のひとつである「鏝絵」で家紋の「揚羽蝶」

 
 主屋の棟瓦にも家紋の「揚羽蝶」

 
 もちろん陣笠にも家紋の「揚羽蝶」

 
 何番蔵がわからなかったが、蔵の基礎石組に興ちゃんは一番感動した。
 当時の燻銀の石工の作であろう。

  

  
 苔のある庭が美しく整備されている。井戸枠も自然石をうまく細工してどっしりと美しい。

つづく


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