日々精進生活

日々、自己反省をしながら、思うことを綴る日記。

ハッピーバースデー

2006-06-30 13:55:51 | 本について
以前、夢さんも日記に書いていらっしゃったハッピーバスデーという本が我が家にもあります。

この「ハッピーバスデー」は、長女が小2か小3の頃に小学校で父兄も一緒に映画(アニメ)を観る機会があったので、私も観させてもらいました。
そして、1年前くらいかなぁ。
長女が本屋で、この本を見つけて読みたいと言うので、買っていた本でした。。
(とにかく長女に本を読ませたくて、長女が読みたいという本は、何でもいいから買ってやっている・・・汗)

で、先日、夢さんからこの本が良かったというコメントをいただいて、私も再度、読んでみようと思ったのでした。

昨日、ようやく読み終えたのだけれど、とにかく涙が出っ放し・・・。
そんな内容だけれど、この本には、「気付く」ことの大切さが書かれているように思いました。

自分自身の心に気付く主人公のあすか。
何故、自分を傷つけるに至ったのか、母の気持ちに気付くあすか。
虐待をしてしまうに至る娘(あすかの母)が、何故このようになったのかに気付く祖父母。
あすかに触発されて自分自身の道に気付く兄。
自分の過去に蓋をし何も問題解決をしてこなかったことに気付く母。
人生に無駄などないことに気付いた父。

私の心に残った言葉を、紹介します。

「人間は日々変わっていく。変わっていくために学ぶんだ」(あすかの言葉)

「(前半省略)大人でしょう。自分の道は自分で選択するんですよ。王子様が王子様の道を選んだように。」(母・静代の上司 なつきの言葉)

「(前半省略)自分のことぐらい、自分で責任持ちましょうよ。」(母・静代の上司 なつきの言葉)

「時間はいつも流れていく。どんなに辛いことや悲しいこともいつかは流れていく。過ぎた時間に囚われていると、新しい時間を見失ってしまうよ。」(あすかの祖父の言葉)


私も常々「気付く」ことが大事だと思っています。
葛藤することも大事だと思っています。

葛藤しながら、自分の気持ちに気付き、受け入れながら、何をどう変えて行くべきなのか・・・。
自分の心と向き合うことの大切さを教えてくれる本だと思いました。