日々精進生活

日々、自己反省をしながら、思うことを綴る日記。

ヘレン・ケラー

2006-10-31 11:50:11 | 本について
今、テレビCMで「石原さとみ」主演の「奇跡の人」が流れているのを時々、見かける。

以前、ジャスコでブックフェアなるものが開催されていて、子どもの童話シリーズのような薄手で小さい絵本が半額になっていたので、物色していたら「ヘレン・ケラー」を見つけたので、テレビCMで見かけているこの機会に、ぜひとも娘に読ませたいと思い、買って帰ったのであった(画像の本ではないが・・)。

その本は、幼稚園時以下の年齢対象だと思うので、薄いし平仮名が多く、字も大きくすぐ読める内容だったこともあっただろうし、興味を持たせるために、テレビでCMしていることを話してやったこともあっただろうけれど、次女は、私の予想に反して(面白い内容ではないので、喜ばれないと思っていたので・・・)喜んで本を受け取り、即、読み終えたのだった。

そして、先日の日曜日。
甥の誕生日プレゼントを買うために買い物に出かけたついでに本屋にも寄ったら(誕生日を迎える甥の兄にも、本をプレゼントしようと思っていたので)、次女がヘレン・ケラーの本を見つけ(正確に言うとマンガなのだけど・・汗)、買って欲しいと言い出した(こっちが画像の本)。

何と、何と!!

そうか、そうか~、良いよ~買ってあげる、買ってあげるぅ~^^
こんな本(マンガ)なら、いくらでも買ってあげるから~~♪

こうやって、世の中には頑張って生きた人がいることを知ってくれるのは嬉しい。

そして、このシリーズを見ていたら「マザー・テレサ」もあることを知った私は、いつかマザー・テレサも買ってやろうと思っていた。
すると、昨日、次女が次は、マザー・テレサを買って欲しいと言い出した。

何と、何と!!

思わず、嬉しくなって次女を抱きしめてしまった^^

こうやって、世の中には、人の役に立つ生き方をした人がいることを知ってもらいたい。

この本は、マンガではあるけれど、こうやって、日本のこと、世界のことを知って、知識を広げていけるのは素晴らしいと思う。

次女に買ってやることで、長女も興味をもって読んでくれるといいな・・・


大学・通信指導問題

2006-10-30 13:06:15 | 普段の生活より
先週末、放送大学の通信指導問題が届いた。
この通信指導で合格しなければ、今期の単位認定試験を受けることができない。
頑張らねばならない・・・

が・・・

前期で3科目受講中、「哲学入門」が1番苦手でネックだったけれど、今期は、「社会調査」がヤバイ・・・(涙)
結果の集計と分析の項においては、∑やら、分数を使った√計算式やらがたくさんでてきて数学大嫌いな私の頭はパニックになる・・・

あ~~ん(涙)社会調査をチョイスしたのは失敗だったのか~~~(涙)

今更どうこう言っても始まらないから、理解不能の計算式の項を除いた部分で頑張って勝負するとしよう・・・。

10月も、もう終わり。
今年も残るところ2ヶ月となった。

あっと言う間に今年が終わり、後期試験がやってくるんだろうな・・・。

悔いが残らないよう、1日1日を大事に頑張ろうっと・・・

行ってみたい外国

2006-10-27 12:15:40 | 普段の生活より
書きたいことを後回しにしていたら、1週間近くも過ぎた内容・・(激汗)
今更・・・だけど、書きま~す♪♪

私は、若い頃に「アメリカ」に憧れていたことがあったけれど、新婚旅行に西海岸に行くことができたし、その時の長時間の飛行機生活?がものすご~~く苦痛で、もう二度と海外には行きたくない!!!と思ったものだった・・・。

そんな私。行きたいとは思わないけれど、「中国」には興味があった。

先週の「世界ふしぎ発見」で、中国の西夏王国の放送をするということを知り、いつもならドラマを見ているのだけど、我慢して(笑)世界ふしぎ・・・を見ようと心に決めていた(大げさな・・・笑)。
(が・・・野球延長のため、世界ふしぎ・・・の開始時刻が遅れてドラマも最後まで見られたんだけど)

で・・・

いろいろと風景や西夏王国の様子を見ていて、漠然と、「あ~こんな景色、いいなぁ~」と思っていたけれど西夏博物館の紹介を見ていたとき、ふと心に「ここに行ってみたい・・・」そういう気持ちがどこからともなく湧いてきて、自分でもビックリしたのだった。

テレビを見ていて、素敵~♪行きたい~♪みたいに気分が高揚していた訳ではなく、本当に、淡々と見ていたから・・・。

「中国」に興味があると言っても、中国は広い。
一体、どこに行きたいのか、何が見たいのか、中国のどこに興味があるのか、今までわからなかった。
ただ、何となく・・・だった。

でも、このテレビを見て、「西夏王国」に行ってみたい。「西夏王国博物館」に行ってみたい。
そう思うようになった。
そして、いろいろと調べてみたら、結構、有名な都市であることがわかった。
(それから、中国よりは薄いけれど、「チベット」にも何となく興味があって、
いろいろと調べるうちに、その理由がわかったような気がした。)

以前、日本で公開された映画「敦煌」の舞台にもなっている。(原作は、井上靖

この映画のことも覚えていないし、原作の小説のこともよく知らない・・・

死ぬまでに一度、西夏王国(&博物館)に訪れてみたいという夢が出来て何だか嬉しいけれど、それまでに、映画と原作となった小説を読んでみたいと思う^^

あ・・・また積読状態の本を増やす気か・・・(汗)

オーラの泉「中村橋之助さん」の回

2006-10-26 11:41:31 | オーラの泉
昨日のオーラの泉のゲストは「中村橋之助さん」でしたね。

始まった直後と、CMの途中からウトウトしてしまい、完全に見てはいないのだけれど・・・(激汗)
この時間帯に起きてリアルタイムで見るというのが私には無理なのかも・・・
今朝も何だか寝た気がしなくって。この生活リズムを変えようかなぁ・・・

という事で覚えている箇所だけの感想を。

昨日、書いた「極上の月夜」の感想に書き忘れていた内容と同じようなことを、昨日のオーラでも美輪さんが話されていたので、今日こそは書かなくっちゃ!!と。

それは、怒りっぽい人(こういう表現じゃなかったと思うけど)は、姿勢が悪いということ。
特に、首が真っ直ぐになっていないとのこと。
曲がった首にエネルギーが溜まって、怒りやすくなるとか・・・。

姿勢を正すことは大事だそうだ。

長女は昔から猫背で姿勢が悪い。首がひょこっと前に突き出たような姿勢をしている。
これまで注意をしてきたけれど、やはり本人の直そうという意識がないと直らないものなので最近はあまり言ってはいなかった。
直せとは言わないまでも、姿勢が大事ということだけは言い続けていこうと改めて思った。

それから、中村さんの印象は・・・

穏やかな口調で冷静に話される姿は、良かったのだけれど・・・
美輪さんや江原さんが話しているのを最後まで聞かず、遮るように話始めるところが数回あって、う~~ん・・・と思ってしまった。
穏やかそうな表面とは違った内側に、案外、自分中心な頑固?!な部分があるのかなぁ・・・そう思えるような場面を見たようだった。
(オーラの色も、赤とシルバーとのことで、赤もシルバーも頑固さを現していたりするそうだし・・・)
自分中心な頑固さと言うか、自分の生きる道への確固たる強い信念を持っていらっしゃるようだったので、そういう強い信念が頑固さに見えたのかもしれない。

前世は、日本で、やはり歌舞伎役者をしていたとのこと。
こういう風に、前世の職業を そのままダイレクトに現世でもしているというのは、ものすごく珍しいとのことだった。
それだけに中村さんは、歌舞伎役者としての使命を背負っていらっしゃり、それを感じてもいらっしゃるようだった。

それにしても・・・

何だか最近、オーラの同じような展開に飽きてきたのかなぁ~(汗)

リアルタイムで最後まで見ると、翌朝が眠いから、来週からは録画して夕方にでも見ようかな~。
(買い物をせず即、仕事から帰った日は、夕方にビデオを見る時間が取れることがある)






極上の月夜

2006-10-25 12:20:39 | テレビ番組いろいろ
録画しておいた「極上の月夜」を、昨日の夕方、見てみた^^

普段、午後10時からは勉強の時間に充てているので、テレビは見ないことにしている。
旦那が夜勤の日は、放送大学の講義を録画したビデオを10時から見ているので(旦那がいる日は、旦那がテレビを見ているのでビデオが見られないから)テレビ番組を録画することもできない・・・。
そんな生活なので、極上の月夜も旦那が夜勤の週だったら見るつもりはなかったけれど、先日はこれまた、旦那が日勤で、録画もできる週~♪
その週に、美輪さん特集があるなんて、もう素晴らしくグッドタイミング~♪♪♪
という事で、即、録画準備をした私だった♪

で、感想は・・・

内容は、悩める女性の相談を美輪さんが答えるという形式だったのだけど、これまた美輪さんのひと言ひと言には、納得できる。

彼氏ができないと打ち明けた女性に対して、高望みしているからできない。自分を好きになってくれる、自分に合った人から探せば良いのよ。と・・・
結婚を1度してみたい。子どもは欲しいの。と結婚を簡単に考えている人に対して、結婚式とは夢との別れの儀式。結婚するということは覚悟がいる。そんな覚悟もなく子どもが欲しいと簡単に言うあなたの考え方は間違っている。そういう人がいるから不幸な子どもが増えるのよ。と・・・。
子どもを厳しく怒る自分が嫌だと言うお母さんに対して、叱るには叱るだけの資格・叩くのなら叩くだけの資格がいるのよ。と・・・。
子どもは、大人をよく見ている。
尊敬できる人から叱られたり叩かれたりすると、ちゃんと言うことを聞けるけれど、尊敬できない人から叱られたり叩かれたら憎しみが残るだけ。
怒ると叱るは違う。
感情的に怒りたくなったら、自分の宗派でいいから声に出して題目を唱えなさい。気持ちが落ち着くから。と・・・
(この時、誰だったか、題目を大きな声で言うと子どももビックリして言うことを聞くかも~と笑わせていたなぁ・・・)
そして、最後に、待ちに待ったあの「愛の賛歌」を聴くことができたのだ~♪

そう、テレビ局側も、この「愛の賛歌」をテレビで歌ってもらいたくて、このような企画をたてたらしい。
どれほど、貴重な歌を聞くことができたのかと思うと有難くて有難くて・・・

で、この歌をテレビで歌うにあたって、テレビカメラで撮影する時の条件を出していたんだけれど、私は、この条件をカメラマンが破らないかどうかが気になって気になって(笑)歌を集中して聞くことができなかった・・・(笑)

だってね、カメラを固定して、ズームしたりインしたりしないで・・・等、仰っていたのに、カメラさんが、動くんだもの・・・。
まぁ、あの程度だったら美輪さんの許容範囲なんだろうけど・・

約束を破ったら、即、歌うのを止めると仰っていたけど、放送されているということが、大丈夫という証だっただろうし、もっと安心して落ち着いて見れば良かったよ・・・(笑)

また時間があったら、ビデオを見てみようかな・・・。

それにしても・・・

毎週、あの内容だったら、私、放送大学のビデオを見るのを止めてまで見るのになぁ~(笑)
まぁ、逆に、毎週、あの内容じゃないから、勉強ができるっていうことでもあるんだけど(笑)

とにかく・・・

美輪さんのお言葉には、頷ける納得できるものが多くて勉強になります。


そうじスイッチ

2006-10-24 12:23:29 | 普段の生活より
今年に入ってから、いろいろと流れが変わってきているように感じている。
1つは、人の流れ。
今年に入ってから、人との出会いが多くなった。
他は、何故か今年に入ってから急に「そうじスイッチ」が入り、滅多に掃除しないような場所を必死に掃除したりするようになった。
たまに、そうじスイッチが入る私が、ちょこさんのブログで「そうじ力」なる本があることを知り、今回は自力で掃除スイッチを入れてみた(笑)。

流し台の上に置いてある、ラッキョの瓶・はちみつの瓶・梅酒の瓶・まな板スタンド等、ゴチャゴチャしたものを全てテーブルの上に移し、たまったホコリや汚れ・サビを必死に掃除した。

ステンレスってサビが出ないとか聞くけれど、これがまた、ステンレス製食器水切りって書いてあったのにサビが出て、流し台にはサビがアチコチついている・・><
このサビが、なかなか落ちない。
必死に擦っている私を見て、長女がひと言、

「お母さん、今日は大晦日じゃないよ~」

ハハハハ・・・・(激汗)

何も言い返せない私・・・(苦笑)

長女に大晦日じゃないって言われないよう、日頃から掃除をしておけば良いんだけど・・・
これからは、たまに入るスイッチではなく、常日頃から掃除スイッチを入れられる自分になりたい・・・(汗)

動物実験/化粧品編

2006-10-23 12:57:07 | 動物愛護
私は、2つの化粧品会社の製品を使っている。
1つは某通販会社で、そこのクレンジング・化粧水・美容ジェル・リキッドファンデーションが気に入っている。
他の、保湿ジェル・粉おしろい?・口紅・アイカラー等メイクアップ製品は、オルビスのものを使っている。

オルビスの製品には、酸化する油を一切使われておらず自然派で、詰め替え用が用意されているところが特に気に入っている。
(洗顔石鹸は、シャボン玉石鹸を使っている。)
ここのオルビス製品は、使い始めて何年経ったかわからないくらい前から使っているんだけど、ここ最近、ず~っと気になっていることがあった。
それは・・・

化粧品を作るために、動物実験をしているかどうか・・・

オルビスのFAX注文書には、意見・感想を書く欄が設けてある。
思い切って、この欄に動物実験をしているかどうか、ようやく聞くことができた。

その返事とは・・・

代替法として培養された細胞で試験しており、動物実験は行っていないとのこと!!(返事の詳細は省略です)

ブラボ~!!!!さっすがオルビス~!!^^

あ~ものすっごく安心した~♪♪
これで、自信をもってオルビス製品を使えるよ~!!!^^

問題は、もう1つの化粧品会社だな・・・。
ここには、どうやって聞こうかなぁ。

ここも、動物実験をしていないことがわかったら、会社名を発表?したいと思います~^^




シルバーバーチの霊訓12巻

2006-10-20 11:14:02 | 本について
書こう、書こうと思いつつ、ズルズルと時間は流れ・・・

ようやく「シルバーバーチの霊訓12巻」を読み終わり、霊訓シリーズを読破することができました~~~!!!

嬉しい~♪嬉しい~♪♪

と・・・そう言えば・・・

最近、日曜日に時間がなかなか取れず、「今日の霊訓」を書いていないなぁ・・・

また、そのうち、いつか、きっと・・・(激汗)

とりあえず、我が家の積読状態の本の中で、「これだけは!!!」と思う本は読み終えたので、一先ず安心^^
残りの本は、またボチボチと・・・

ハリポタも、予約して買ったのに、未だ手付かず・・・
佐賀のがばいばあちゃんも買ったけれど読む時間がないと判断し、実家の母に貸しているし・・・
去年、買ったスピリチュアル関係の本2冊も読みかけのまま放ってあるし・・・
ベネッセの抽選でいただいた教育関係の本も読みかけのままだし・・・
もう1冊、名前を思い出せない本がこれまた読みかけのまま・・・

後、小説「陰陽師」も、長女の喘息の薬をもらう病院での待ち時間とかにボチボチと読み進めてはいるんだけど・・・(現在3巻目)。

これだけ積読本があるにも関わらず、冬のボーナス後に更に本を買い足そうとしている私・・・ハハハハ・・・(苦笑)

でも、いつか、いつか、全部読み終わりたい・・・
その希望は捨てずに・・・(激汗)



オーラの泉「青木さやかさん」の回

2006-10-19 12:55:43 | オーラの泉
母親の愛が欲しい・・・

青木さんの魂は、母親の愛を求めているそうです。

教師だったご両親・・・
青木さんのお母様は、かなり厳しい躾をしていらっしゃったそうで、子ども時代、いつも良い子に見られたいという願望があり、怒られたりすることに対し、いつもビクビクしていたとか・・・

フジコ・ヘミングさんの親子関係と同じように、青木さんもお母さんから褒められたい・認められたい・愛されたいというような思いが根底にはあるようで、小さい頃から厳しくされていた反発心から、母子関係があまり上手くいっていないとのこと。
これはフランス時代の前世から、持ち越された課題だとか・・・
この母子関係の課題をクリアできた時に、ようやく、男女間の愛へと進めるそうだ。
今はまだ男女間の愛に進むにも至っていないと美輪さんの厳しい?お言葉・・・

恋愛もしたいけれど、それは、母との関係を克服した後だという話を聞いて複雑そうな表情だったように感じた。

今回、この母子間の関係の話を聞いていると、私の耳が痛くなる・・・

私は長女をとにかく厳しく育ててきた・・・

長女をあまり褒めたことがない。
2歳~3歳くらいまでは、よく褒めていたけれど、それは、○○が上手に出来たね~♪えらかったね~♪的な褒め方であって、娘自体を認める、受け止める褒め方は皆無に近いかもしれないほど、していないかも・・・(激汗)。
でも、スピリチュアリズムと出合うことで、少しは、長女を褒めることができるようになったと思う。

まだまだ・・・だけれど・・・

私の課題の1つに、長女との関係克服があるように思う。

長女が受験生となり、初めは、娘の希望を叶えてあげたい・・・という私の勝手なエゴを押し付けたりしていたけれど、今は、娘自身を受け止める方向に進めているように思う・・・
まだまだ、こんなのは序の口なんだろうな。

今まで、与えるべき愛を与えてこなかった分、娘の心に穴が開いているんじゃないかと思う。
愛で埋めるべき穴が・・・・
私はこれから、娘の心に開いた穴を塞ぐことができるよう、愛をもって接していきたいと思う。


気付けてよかった・・・

2006-10-18 13:18:14 | 普段の生活より
小学3年生の次女は、幼稚園年中から硬筆を始め年長から毛筆を始めた。
これは、私の意向ではなく本人がやりたいと言い出したから、始める時期としてはちょっと早いかなと思ったものの、本人の気持ちを汲んで始めさせたのである。
始めた時に習っていた教室には、先生が3人いらっしゃって、その時の状況によって見てくださる先生が変わっていた。
それはそれで良いのだけれど、3人とも字に癖があり、教える字が違っていたから気にはなっていた。
そして、どんどん生徒数が増え、先生に見てもらうのに、それぞれの先生の前に列が出来て、見てもらうまでに待ち時間ができるようになった。
こうなってくると、このままで良いのか?!という疑問が出てきて、結局、去年の夏(小2)、教室を変わることにした。
新しい教室の先生は私よりも若く優しいとのことで、娘も嫌がることなく通っていたのだが、去年、一度、毛筆を休みたいとグズったことがあった。
その時、私は、一度休むと休み癖がついてはいけないと思って、無理矢理のように説得して行かせたのであった・・・
それから小3になってしばらくして。
毎月、持って帰る本(級が乗っている)の毛筆の欄に娘の名前が載っていないことに気が付いた。
1度目は、何か間違いがあったのかと思い、そのままにしておいたけれど、2度続いたので、娘に聞いてみた。
すると様子がどうもおかしい・・・。
なので、先生に直接、電話で聞いてみた。
どうやら、毛筆だけズル休みをしていたようだった。
でも、家を出る時には、確かに習字道具は持っている。問い詰めると、アパートの階段側にある倉庫に置いて行っていたらしい・・・。
そこまでしてやりたくないのなら、辞めても良いのよ・・・と娘に言うと、辞めたくないと言う。
それなら何故こんなことを?!

結局、何故、毛筆をここまでして拒否しているのかわからないまま、月日は流れて昨日のこと。
娘が毛筆を休みたいと言い出した。
何故、休みたいのかと聞いても、はっきりと理由を言わない。やっぱり、理由がわからない。
けれど、「1回でいいから休ませて!」という娘の気持ちを汲んで、昨日は「1度だけよ」と休むことを許した。
その時の娘の嬉しそうな顔・・・
休ませてやって良かったんだ・・・そう実感した・・・。

今、福岡の中学生が自殺した事件で、学校側の責任が問われている。

確かに、先生が生徒をいじめる態度を取ったことは許せない。
そして、自殺をしたいと思うほど、いじめた他の生徒も問題がある。更にそれを放置しておいた学校側にも問題があると思う。

でも、私はちょっと疑問に思うことがある。

この子は、何故、親にいじめられている話をしなかったのだろうか・・・

心配をかけたくなかったから?それとも、親に言うことで、いじめがエスカレートすると考えたから?

何故、親に言わなかったのか私にはわからないけれど、私は、娘達に
「死にたくなるような出来事があったらお父さんやお母さんに言うのよ。死んでも楽にはならないけれど、生きていれば楽になれる方法はある。お父さんやお母さんが、探してあげるから」
と事ある毎に言うようにしている。
辛いこと・悲しいことを親に打ち明けられるような関係を築いていきたいと思うから。
そして、どんなことがあっても娘達を守ってあげるという気持ちを伝えておきたいと思うから。

そんなことを思っているのに、せっかく「毛筆を休みたい」と打ち明けてくれた次女の気持ちを受け入れず、強制的に毛筆に行かせていたとしたら・・・

どうせお母さんに言っても無駄だから・・・

と、去年のように私に黙って隠れてズル休みすることになってしまっていたかもしれない。
何でも打ち明けてもらいたいと思っていながら、打ち明けても仕方ない・・・という思いを娘に植え付けかねないことになっていたかもしれない・・・。

そう思うと、本当に大きな過ちにならなくて良かった・・・。
去年と同じ過ちを繰り返すところだったことに気付けて良かった・・・と胸を撫で下ろすようだった。

福岡で起きた事件のお陰で、私の考え方を改めて見直す機会を与えてもらったように思う。
これから、もしかしたら、また娘が毛筆を休みたいと言い出すことがあるかもしれない。
その時には、また柔軟に対応していきたいと思う。