日々精進生活

日々、自己反省をしながら、思うことを綴る日記。

ホームレス中学生

2007-09-05 12:42:01 | 本について
お笑い芸人「麒麟」の田村裕さんが貧乏生活を送っていた頃の話を書いた「ホームレス中学生」という本を出版したとのことで、
ここのところ、テレビでよく見かける。

あまりにもの空腹のために、公園に落ちていた汚いダンボールを食べようとしたことや、少量のご飯を噛んで噛んで、味がなくなってもまだ噛んで、ふっと甘さが甦ってきた「向こう側」の話や、父親から2度も「解散」と言われ家族がバラバラになった話等、笑って語っていた。

お笑い芸人ということで、こういう辛かった話も、笑いのネタにし、人からも笑いにネタにされ、笑うしかないのだろうし、今となっては、笑えって話ができるようになったということであろうけれど、
この話を聞いていて、私は全く笑えない・・・

よくぞここまで頑張ったね・・・(涙)

労ってあげたい気持ちばかり。

それよりも何よりも、この田村さんの優しさに心を打たれた。
父親から「解散宣言」をされ別々の生活をしていた父親と、たまたま出会ったことがあったそうだ。
その時に、2度目の「解散」を言われたそうで、それ以来、父親とは全く会っていないとのこと。
今、こんなにテレビで露出していて、連絡を取れそうなものだろうが、父親からは何の連絡もないとのこと。
でも、田村さんは、父親に会えたら、生活力がついた今、また一緒に生活をしたいと言った。
何とも何とも・・・
恨んでいても仕方ないと思えるような出来事なのに、恨みもせず、また一緒に生活したいと思っているなんて・・・。

本の説明文を読んでみたら、「いつも遠くで見守ってくれていた母へ想いが詰まった、笑えて泣ける貧乏自叙伝。」と書いてある。
やっぱり優しい人なんだろうな。
いつか、この本を読んでみたい。

どうぶつと話したい

2007-08-31 11:20:41 | 本について
以前、私の好きなテレビ番組「ポチたま」で、この本(「どうぶつと話したい」)が紹介されて以来、ずっと読みたいと思っていた。
ボーナス恒例「本のまとめ買い」(笑)で、手に入れることができ、ようやく読み終えることができた。

この本の作者ボニー・ジョーンズ・レイノルズとドーン・E・ヘイマンは、動物と会話ができるアニマルコミュニケーター。
動物たちから、あの世・前世・生まれ変わり等の話も聞いたりしている。
その中で、私が納得できない部分があるのだが(動物に関してであり、人間は違うというのであれば、私も納得できるが・・・)、
それを差し引いても、とても素晴らしい活動をしていらっしゃるお二人である。

彼女達の牧場には、人間達の都合で使い物にならなくなったと判断された馬たちを始め、イヌやネコ等が集まってくる。
安楽死か馬肉されてしまう予定の馬たちを、寿命最後まで、穏やかで愛に満ちた環境で生活させてやっている。

日本でも、競走馬が骨折した場合は、安楽死をさせるという話を聞いたことがある。

この本の中には、馬に対しての謝った考え方により安楽死をさせていることがわかり、安楽死をさせずとも、寿命をまっとうできることがわかったと書いてある。

日本にも、安易に?!安楽死を選ばず寿命最後まで愛に包まれた環境で生きられるような場所があれば良いのに・・・と思う。
(実際には私が知らないだけで、そういう活動をしている人がいらっしゃるのかもしれないが・・・)

このアニマルコミュニケーターの2人は、動物たちのことを「先生」と呼ぶ。
動物たちがいろいろなことを教えてくれる。
動物たちも、偶然でなく意味があり、私たちの元にやってきて、私たちに学びを与えてくれている。

そんなこんなを考えていると、ふと私の頭に浮かんだ実家のイヌのチビ。

チビは、私の父親がかつて経営していた会社で飼っていたイヌの1匹で、会社をたたんだのを機に実家に引き取ったのだった(引き取ったのは、数年前)。
動物を飼うことを嫌がる母も、渋々、承知せざるを得ない状況だった。
(実家には、ネコも飼っていた時期があり、こっちも飼わざるを得ない状況になって・・・。1匹は交通事故で亡くなり、1匹は天寿をまっとうした。)

このチビちゃん。推定年齢16歳の老犬である。
既に白内障の症状が出てきていて、歩くのもおぼつかなくなってきた。
たまに実家に帰った時に、おやつをあげたり、父親も毎晩、散歩に連れて行っているようだが、外イヌなもので、家に居ても見えることがなく、実家に帰ってもついつい存在を忘れてしまいがちで・・・(激汗)
あぁぁ・・・(激汗)
チビも、きっと偶然でなく何か意味があって実家にやってきたのだろう。
そんな大事なチビを忘れがちになってしまうなんて・・・(激汗)
もっともっと、愛をもって大事にしてやらなければ。そう強く思ったのであった。

不都合な真実

2007-08-20 22:17:55 | 本について
夏のボーナスでまとめ買いをした本を少しずつ読んでいる・・・。
その中で、「不都合な真実」が、ようやく終わりに近付いている。

この本を書いたアメリカ元副大統領「アル・ゴア」さんは、私が思っていた以上に、真正面から真剣に環境問題に向き合っている人だということがわかって、予想以上に価値のある本だと思った。

この本には、山岳氷河の過去の写真と現在の写真が対比してあり、北極と南極の氷河の話を興味深く読んでいた時、ちょうどグッドなタイミングで「北極海の氷が過去最小」というショッキングなニュースが飛び込んできた。

2040年になるであろうと予測していた大きさに、既に到達してしまったというのである。

今日の新聞に、ブラジルで日本向けを最優先とする輸出専用のバイオエタノール生産工場の建設を進めていると書いてあった。

バイオエタノールの研究・生産を進めてもらうのは、大変良いことだと思うが、何故に他国でなのか・・・
原料のことを思えば、日本でするにも無理があるのだろうが、なるべくわが国のことはわが国で、できるようにならないものだろうか・・・


地球温暖化・・・

早急に対応しなければならない問題。

少しでも多くの人が、真正面から取り組んでもらいたいと思う。


フレーベル

2007-08-02 10:31:37 | 本について
フレーベル : 小笠原道雄著

世界で最初に幼稚園を創設した人。

今度、初スクーリングを受けるのだが、
その時にテキストとして使うとの事なので読んでいる。
まだ四分の一程度しか読んでいないのだが…。

フレーベルの生い立ちは、なかなか興味深い。
大きな流れで軽く書いてあるだけなので、もう少し詳しく知りたいなぁ。と思ったり。

この時代の人達は苦労人が多いのだろうが、フレーベルもなかなかの苦労人。
父親との確執も、父親が亡くなる前には解決できたみたいだが、その様子等も知りたいと思った。

とは言っても…

スクーリングの内容はフレーベルの生い立ちを学習するわけじゃないから…(汗)

とりあえず、当日(11・12日)までに読み終えていたい。

キュリー夫人

2007-07-22 23:25:39 | 本について
次女が夏休みに家で読むために学校の図書室から借りてきていた本に「キュリー夫人」があった。

「キュリー夫人」は、ラジウムを発見した人。

長くラジウムの研究をしていたキュリー夫人は、放射能を浴び続け、結果、白血病で亡くなっている。

ラジウム・・・

ラジウムの発見・研究で、原子力発電ができ、ラジウムから出る放射線で病気の治療ができ、人間にとってプラスの産物もあったが、原子爆弾・放射能汚染という負の産物も作り出した。

放射線は、プラスにもマイナスにも使うことができる。

今、巷で大問題となっている原子力発電所。
プラスの面もあるが、マイナス面も大きい。

この時期に、ラジウムを発見したキュリー夫人の本を手にして、ちょっと鳥肌だった・・・



コミック・鏡の法則

2007-07-14 16:49:36 | 本について
ボーナス恒例、本のまとめ買いの季節がやってきました!!!(笑)
今回は、いつもより少なめの4冊を購入致しました~~~♪

で・・・

アマゾンで購入し、すぐ届いたのは良いけれど、今は大学の試験前・・・
読みたいけれど、勉強しなくっちゃ~~~><
と、思いつつも、

鏡の法則はコミックだし読みやすいし・・・

てな誘惑心に勝てずに、ついつい読んでしまった(汗)。

前半のマンガ部分は、以前にネットで公開してある話とほぼ同じだったので、すいすいと読み進んだ。
その後の「幸せを引き寄せる18のメッセージ」は、スピリチュアリズムの法則(宇宙の摂理・法則)と同じような内容だと思った。
スピリチュアリズムの法則であろうと、心理学上の法則であろうと、やはり正しい道?真理は1つなんだろうと思う。

シルバーバーチも、ラベルには意味がない。と言っていた。

自分が信じるものが、スピリチュアリズムであろうと、心理学であろうと、何かの宗教であろうと、どういう気持ちで、どう生きたかが重要である。



そうそう・・・

本の最後の方に、「運命を好転させるための感謝力レッスン」というのが書いてある。
感謝することが大事だと。
そして、感謝する心は、気付く能力であると。

実は、私・・・
最近、ようやく旦那にも感謝できるようになった(激汗)。

それは、アニメのブレイブストーリーを見て、ハッとする部分があったこともあったし、旦那に依存している自分に気付くことで、旦那が働いているお金で生活している自分に気付くことができたこともある。(というか、ブレイブストーリーを見たことで、旦那に依存している自分に気付くことができたのだろうが・・・)

旦那が働いてくれているからこそ、今、私はこうやって、仕事をしていなくても、家で勉強をすることができるのだから。

まだまだ口に出して旦那本人には言えないが(激汗)、旦那が仕事に行く時に、「行ってらっしゃい」と言った後に心の中で「今日も仕事、大変だけど頑張ってきてね。お疲れ様、ありがとう。」と思えるようになった。

いつか、口に出して言えるようになるのが目標だけど、いつになるかな・・・・(苦笑)

感謝の心は、ホント、気付く心があるからこそだなぁ。
これからも、いろいろなことに気付ける心でありたい。


敦煌

2007-05-30 22:59:37 | 本について
今日、井上靖 著「敦煌」を読み終えた~~♪♪

陰明師は、短編が幾つかあって1冊となっているので、途中で読むのを中断しても何の差し支えもないのだが(汗)、敦煌を始め、普通の小説タイプは1冊読み終えなければ結末がわからないので、中断したままでは、続きが気になって気になって仕方ない。

という訳で、なるべく空いた時間は勉強もそっちのけで「敦煌」を読んだ(苦笑)。

私が心惹かれる「西夏王国」を調べていると、この小説「敦煌」を読んで興味を持ったという人をよく見かける。
私の場合、逆なのだが(西夏王国に興味があり小説を読んだ)、小説を読んでみて、他の人が言うように、小説を読んで西夏王国に興味を持つ気持ちがわかる気がした。

この小説は、題名が「敦煌」というだけあって、中国の「敦煌」を題材にしているのだが、西夏王国の名前?!がメインのように出てきて、敦煌の町(小説では沙州という名前)は後半に出てくるだけ・・・

「敦煌」という題名がついているけれど、「敦煌」の内容の小説のようには思えなかった(汗)。

が・・・

本のカバー?に内容の説明で「西夏との戦いによって敦煌が滅びる時に洞窟に隠された万巻の経典が、二十世紀になってはじめて陽の目をみたという史実をもとに描く壮大な歴史ロマン」と書かれてあって、納得できた。

著者、井上靖さんは、洞窟から出てきた経典のことを書きたかったのか・・・

それにしても、主人公の趙行徳の行く末は、どうなったの~~???
気になるぅぅぅ~!!!!

何とか戦から生き延びた主人公:行徳が、その後どうなったのか何も書かれていないので、私としては消化不良・・・

まぁ、それは仕方ないとして。

他の井上靖さんの著書を見てみると、中国付近の歴史物が多いように感じる。
(風林火山のような日本物もあるが)
中国に興味がある私にとっては、ますます興味が出てくる井上さんの小説。
これからは、しばらく井上靖さんの本を読んでみようと思う。

次は「蒼き狼」にしようかな^^



陰陽師 「付喪神ノ巻」

2007-05-27 23:02:23 | 本について
ようやく読み終えた~~~
一体、何ヶ月かかっただろうか・・・

しかし、ちょうど読み終えたその日は、次女の習い事の待ち時間に自分の車の中で読んでいて、
読み終えて車から降りると、ちょうど私の車の後ろに停めてある車のリアウィンドウに晴明神社のステッカーが貼ってあったので、ビックリしたのだった・・・

この陰陽師シリーズは、確か今現在7巻まで出ているはずで、
今、私は1巻・2巻・今回の3巻(付喪神ノ巻)と7巻を読み終えただけで、
全巻読破するには、まだあと3冊残っている・・・

欲を言えば、全7巻以外の「七人の安倍晴明」も読みたいし、
他にも関連本も読みたい。


けれど、今回で、陰陽師シリーズは、ひとまず休憩。

昨日から、井上靖著「敦煌」を読み始めた。
去年、世界不思議発見で、「西夏王国」の放送を見て、心が惹かれ、西夏王国のことを調べていて、辿り着いた「敦煌」という小説。

それから、子どもの頃に見ただけで、これまで全く見ていなかった大河ドラマを、今回は見ている。
この大河ドラマ「風林火山」も、井上靖が著者である。

しばらく、井上靖シリーズを読んでみようかな・・・なんて思ったり^^

しかし・・・

「敦煌」も「風林火山」も戦闘物。

風林火山は、NHKということもあるのか、戦闘物であっても、あまり残虐なシーンが出てこないので、非常に助かる。
敦煌も、以前、映画化されているらしいが(私は見ていない)、戦闘シーンは正面から見ることができないかもしれない。
小説であることで、映像がなく、私の頭の中で残虐なシーンはカットできるので、戦闘物であっても、結構、楽しめている。

昨日と今日で、約半分読んだ。
続きが気になって仕方ないので、明日からも暇を見つけては読みたいと思う。

陰陽師 「付喪神ノ巻」は、数ヶ月かかったのに、「敦煌」は数日で読み終えてしまいそうな勢いである(汗)。





ベールの彼方の生活(二)

2007-04-26 22:28:08 | 本について
今年、年が明けてから買った「ベールの彼方の生活(二)」を、ようやく読み終えることができた・・・
数ヶ月かけて読んだので、内容がもう途切れ途切れ・・・(激汗)

ベールの彼方の生活(一)は、天界の低地の話だったけれど、(二)は、高地の話

筆者オーエンの守護霊ザブディエルからの霊界通信である。
このザブディエルは、第十界の住人とのことで、十界の様子や、それよりも下の界の様子、十界から見た十一界の様子が書かれてある。

が・・・

私にとって、霊界がどんな様子で、どんな建物が建っていて、住人がどんな服を着て、どんな様子で・・・等々という話は、興味が持てず、読み進めるのが辛かった(激汗)。

それよりも何よりも、霊格の高さを表す宝石を着けているとか、女性・男性と性別がまだあることとか、声の様子が書かれてあるので、まだ声を出して話をしている等をみると、
天界の高地と書かれてはあるけれど、もしかしたら、実際は、そんなに高地ではないのではないか?!
そう思ってしまった。

だって・・・

宝石で霊格の高さの区別をするという物質的価値感を持っているし、
高級霊は、言葉を交わさなくても、思念で会話?をすると言うし、
高級霊には、男性や女性という性別はないと言うし。

まぁ、よく考えてみたら、本当に高級霊であるならば、直接人間に接触できないはず。
あのシルバーバーチも、地球の波動が低すぎて、直接自分で人間とコンタクトを取ることができないので、インディアンの霊を仲介役にコンタクトを取っている。

けれど、ザブディエルは、守護霊ということもあるだろうが、直接、人間にコンタクトを取っている。
直接、人間にコンタクトを取れる霊格であると言えるのではないだろうか。

という思いがあるので、いくら本の題名が「天界の高地」と書いてあっても、本当に「高地」なの~?!と疑ってしまう私がいるのであった・・・(汗)

この第二巻の内容よりも、訳者近藤氏のあとがきに感動してしまった(苦笑)。

その部分の抜粋を・・・

「ついでに一言述べておきたいことがある。
守護霊という用語は英語でもGuardian(ガーディアン)と言い、ともに“守る”という意味が込められている。
そのためか、世間では守護霊とは何かにつけて守ってくれる霊という印象を抱き、
不幸や苦労まで取り除いてくれることを期待する風潮があるが、これは誤りである。
守護霊の仕事はあくまでも本人に使命を完うさせ宿命を成就させるよう導くことであり、
時には敢えて苦しみを背負わせ悲劇に巻き込ませることまでする。
そうした時、守護霊は袖手傍観しているのではなく、ともに苦しみともに悲しみつつ、
しかも宿命の成就のために霊的に精神的に援護してやらねばならない。」

何とも、シルバーバーチの霊訓等々、数々の霊訓を訳していらっしゃり、霊訓を熟知していらっしゃる人のお言葉である。

私も、シルバーバーチの霊訓や、他の霊訓関係の本や江原さんの本を読んでいるので、抜粋部分は理解しているつもりだった。
が、今、職場で、いろいろと気を揉む状況にある時に、改めてこの文章を読んだら、
私1人が辛く悲しい思いをしているのではないんだ。
私の守護霊がいつも側で、ともに苦しみ悲しんでくれているんだ。
そう思えて、守護霊の愛を感じ、涙が出てきそうになった。

私は1人ではない。

そう思えることに感謝せずにいはいられない。
さぁ、これからも、悔いが残らない人生となるよう頑張っていきますか・・・ね^^




わすれられないおくりもの

2007-04-11 22:44:39 | 本について
次女が塾の宿題がわからないから教えてくれと言ってきた。

問題文(国語)を読んでみると、何とスピリチュアルな内容!!!
何の物語だろう?!と思ったら、
わすれられないおくりもの」(スーザン=バーレイ)
の文章だった。

この本は、生きることについて書かれてある素晴らしい内容の本だということは知っていた。
が、今まで読む機会がなくて、読んだことがなかったのだった。


  ***  抜 粋  ***

 あなぐまは、死ぬことをおそれてはいません。
死んで体がなくなっても、心はのこることを知っていたからです。
だから、前のように体がいうことをきかなくなっても、くよくよしたりしませんでした。
ただ、あとにのこしていく友達のことが気がかりで、
自分がいつか長いトンネルの向こうに行ってしまっても、
あまり悲しまないようにと、言っていました。

  *** 抜粋終わり ***


これを機会に、この本を買ってみようかな。