「空の上の格差社会」 杉浦一機著 平凡社新書
飛行機のシートのクラス(ファースト、ビジネス、エコノミーなど)の歴史を、丹念に追いかけて記載した一冊。このような視点から本を書く筆者の視点が面白い。
序章に記載されている初期の旅客機については、知識も経験もないことから、新鮮で楽しく読めた。例えば、1960年代初めころまでは、与圧していない飛行機が多く、冬はオーバーを着ていたこと、スチュワーデス(今は死後だが)の始まりは、気分の悪くなった客の世話をするための看護婦であったこと、など
飛行機のシートのクラス(ファースト、ビジネス、エコノミーなど)の歴史を、丹念に追いかけて記載した一冊。このような視点から本を書く筆者の視点が面白い。
序章に記載されている初期の旅客機については、知識も経験もないことから、新鮮で楽しく読めた。例えば、1960年代初めころまでは、与圧していない飛行機が多く、冬はオーバーを着ていたこと、スチュワーデス(今は死後だが)の始まりは、気分の悪くなった客の世話をするための看護婦であったこと、など