おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

地球温暖化

2008-04-29 17:00:33 | 科学
「地球温暖化は止まらない」 S.Fred.Singer, Dennis T. Avery著 東洋経済新聞社

 3週間かかって、少しづつ読んだ。内容の正誤を自分で判断できないため、とまどいがあり、なかなか進まなかった。
 本書の内容は、簡単に言えば、地球は1500年周期で温暖化と寒暖化を繰り返しており、現在はこの温暖化の時期。よって、二酸化炭素の排出量削減は無意味なものというもの。また、温暖化は、耕地の拡大などのメリットが大きいことも主張。
 筆者の単なる推測ではなく、多くの有識者の見解や様々なデータを引用しており、なんとなく、納得してしまう。

 ただ、これが正しければ、現在、世界中の政治・経済を巻き込んだ、二酸化炭素排出量削減の動きは、すべて無意味かつ環境保護団体や学者等に不必要な資金を提供しているだけとなる。こんな馬鹿なことを世界中で行なうはずはない、とも考えてしまい、自分自身正解にたどり着けない。
 誰か、正解を教えてくれ。
 
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