おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

みずほ迷走の20年

2022-08-17 09:46:46 | ビジネス(企業)
「みずほ迷走の20年」 河浪武史著 日本経済新聞出版

 日経新聞に掲載されたみずほ銀行の記事をまとめたような印象。
 まさに、みずほ銀行が迷走した歴史(繰り返されるシステム障害、反社への融資など)を思い出させてくれる。
 ただ、当事者へのインタビューや裏話ようなものはなく、深みに欠ける印象。
 第6章に記載されている、銀行に「経営」」はなかったというのは納得。合併により企業規模だけは大きくなったが、経営が時代の流れに追いついていない。
 今後もDXにより金融のあり方が大きく変わることは間違いない。日本経済復活のためにも、ぜひみずほFGに再生・進化に期待したい。
コメント
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