おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

藤井聡太論

2021-08-29 20:16:27 | 囲碁・将棋
「藤井聡太論」 谷川浩司著 講談社

 加藤一二三が書いた「羽生善治論」とよく似ている。すなわち、将棋の天才が、自らより若い将棋の天才について語るとしながら、自分自身の話が多い。
 自分の経験や自分のとの比較で藤井プロのすごさを語るが、話が色々と飛び、将棋好きにはたまらないかもしれないが、藤井プロの話を知りたい者にとっては読みにくい。
 詰将棋の創作に関する記述は、知らないことが多く興味深く読めた(将棋とは異なるゲーム。詰将棋を考えることは棋力向上に役立つが、創作することは、あっという間に一日が過ぎ、棋力向上にはあまり役立たないなど)。
コメント
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