おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

東芝 原子力敗戦

2017-09-17 16:11:57 | ビジネス(企業)
「東芝 原子力敗戦」 大西康之著 文藝春秋

 面白い。内部のメールなどをもとに、東芝で何が起こっていたのを、関係者の人間模様を交え語っている。
 どんな立派な企業であっても、経営者の暴走により会社が傾くこと、それを止められないサラーリーマンであること、どこの会社でも同じことが起きてしまう可能性があること、色々と考えさせられる。

 国策という名のもとに、カザフスタン、モンゴルなどへのめり込む記述は、リスク管理を無視した完全な思考停止状態。怖さを覚える。
コメント
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