がんばって良かった

　待機児童ゼロは遠い、という今日の報道。都心部では土地の確保も難しく、近隣の反対にも遭うという現実の中。唯一の解決策は、社員の保育は会社がやる、全ての会社がやる、それしかないと確信を強めるこの頃。

　先週のガイアで、子連れ出勤を認める会社が出演。一般の社員が他の社員の子を見守り、未婚女性が「いい経験させてもらってます」と語るその温かさが、その会社の本質。しかしこれでＴＶに出れるのなら、たくさんの職員の子を、保育園に入るまで育てあげたねがいのいえにも取材に来て欲しい。

　不運な退職が続く中、優秀なスタッフから、余命宣告をされた親の介護をしたいと休職の申し出があり、さらに人員が欠如。不運は重なる世の法則を感じていたが。働く人の想いも大切にする理念は揺れることなく、即答で了承。

　意外にも早く看取られ。今はまだ悲しみの中にあるに違いないが、誠実なスタッフへしてあげられる、これもひとつの支援の形。がんばって良かった。