なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

明日への遺言

2011年04月25日 | 映画・ドラマ
2008年の作品をDVDレンタルで見ました



実在の人物、岡田資中将(藤田まこと)の
愛と誇り」に満ちた生涯を今だからこそ
その遺言を明日の世界に届けたい

信念を貫き通し、誇り高く生きた1人の軍人と
それを見守り続けた家族(富司純子)の深い絆と愛の物語です

これは、戦争映画ではなく
殆どが、横浜地方裁判所の法廷監獄のシーンです

太平洋戦争後、B級戦犯として
元東海軍指令官・岡田資中将はスガモプリズンに入所していました

名古屋近郊に爆弾投下されたのが
一般住民の居住地を狙った無差別攻撃ではなかったか
その時、パラシュートで降りた米兵38人を捕虜として
正式な審理を行わず、斬首処刑したのが犯罪理由です

岡田中将を弁護するのは、アメリカ人フェザーストン氏
勿論裁判官も検事も全て戦勝国アメリカ人です
そんな法廷の中で、1人堂々と戦う岡田中将

弁護人は、アメリカ人と言えども
岡田中将に好意的で、真の弁護士です

岡田中将も、自分の信念を曲げることなく
全ての責任は、指令を下した自分に有ると
潔く自らの戦争犯罪を認め部下を守り全責任を負う覚悟です

毎回傍聴席から、夫を見守り続ける家族
言葉は交わせないが、お互いを深く支えあう夫婦の絆があります

見送る家族にも、夫の潔い覚悟を誇りにさえ思える心が有ります
日本国のため、後の世の人々のため犠牲になった多くの人達に
私たちは感謝しなければならないと思います

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