なんでも日記

出かけた時気付いた事や、身の回りのニュース等をとりとめも無く書きます。

映画「蝉しぐれ」

2011年05月10日 | 映画・ドラマ
DVDレンタルです

運命のいたずらで、今までの生活が一変してしまうことは良く有ります
今回の大震災も、有る意味では、その一つと言えます

映画「蝉しぐれ」は、意図的に仕組まれた運命の波に翻弄される
下級武士とその幼なじみの悲恋を描いた時代劇です

江戸時代、下級武士の養父、牧助左衛門(緒形拳)によって育てられた
牧文四郎(市川染五郎)は父を誰よりも尊敬していましたが
その父は切腹の運命に遭ってしまいます

最後に、一目会わされますが
何が何だか、訳も聴かされずに・・・

謀反人の子としての汚名を着せられた文四郎は
母登世(原田美枝子)を助けながら
質素に暮らしていくしかありません

そこには変わらず彼に接する
幼なじみたちの姿もありました

数年後、牧家は名誉回復を言い渡されます
それは、養父と同じく、世継ぎ騒動に巻き込まれることです

そんな中、幼い頃からお互いに想い続け
今や殿の側室となっていた、ふく(木村佳乃)が
派閥闘争に巻き込まれていることを文四郎は知るのでした

文四郎はだと知りつつも
幼なじみの逸平や与之助らの力を借り
ふくとその子を無事、屋敷に送り届けることに成功します

数年後、殿の他界により、ふくが出家を決意しました
ふたりは、今生の未練として
密かに一度だけの再会を果たし
そこで初めて自らの気持ちを伝え合いますが
最早、結ばれるはずもなく再び別れ行くのでした・・・

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