ロシア史を研究する時、先行研究に何があるかは、研究書や論文の参考文献を頼りにする「いもづる式」が、一番確実。けれども、過去20年の先行研究についてであれば、モスクワ歴史図書館の電子カタログが重宝する。ロシアにしかない二次文献も多いけれどw katalog.shpl.ru/srch.php?base=…
さらに古い文献を探すなら、サンクトペテルブルグのロシア国民図書館(РНБ)の「ロシア語アルファベットカタログ (1725 - 1998)」は便利。しかしこのカタログ、手書きの図書カードがそのまま掲載の上、この図書館にしかない文献も多い。nlr.ru/e-case3/sc2.ph…
ロシアの文書館史料の電子化について言うなら、皆無(あるならば情報を求む)。リンク先のロシア国立歴史文書館(РГИА、在サンクト)が史料の目録(Опись)を数年前に電子化したのが画期的な試みだったくらいなので。現地調査に全てがかかっている。fgurgia.ru/search.do?obje…
ロシアの文書館史料については、ソ連崩壊後にアメリカの大学が中心となって史料をマイクロ化した。イェールのRussian Archive Projectが有名。ハーバードでは、党関係の史料のマイクロを保管している。日本の大学にもその一部がある。daviscenter.fas.harvard.edu/research_porta…
ロシアのSNSであるВ Контактеに、中東鉄道の写真集がアップされている。出所が不明だが、見たことのない写真も含まれていた。vk.com/album-23412631…
ロシアの図書館で最も電子化に熱心なのが、サンクトペテルブルグにあるエリツィン大統領図書館。4年前に開館してから12万冊の書籍を電子化して無料公開している。同図書館では、ロシア国立歴史博物館の大臣会議フォンドも館内限定で電子公開してる。英語版prlib.ru/en-us/Pages/De…
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