社団法人日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」からのノート
http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf
1)過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学べ
・今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が今後大流行した場合、わが国の死亡者数や死亡率が香港かぜの場合を大きく超えるようなことはないと思われる。
(香港かぜの死亡者数は、1968 年~69 年の第1 波では2 万人程度、翌年の第2 波で5 万人を超える。現在の人口に直すと8 万人から9万人)
・20世紀の新型インフルエンザは、国内では、すべて2回の流行を起こしている…。今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が、現在は症状も軽く、患者数も比較的に少なくても、今年の秋か、冬に大きな流行になると専門家が警戒しているのは過去の大流行の事実から…。
2)新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰でも罹患しうる病気です
・過去のどの新型インフルエンザでも、出現して1~2年以内に25~50%、数年以内にはほぼ全ての国民が感染し、以後は通常の季節性インフルエンザになっていく。
・今回のS-OIVもやがては新たなH1N1亜型のA型インフルエンザとして、10年から数十年間は流行を繰り返すと見込まれます。すなわち、今回の新型インフルエンザ(S-OIV)の罹患を避けることは難しい。
http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf
1)過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学べ
・今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が今後大流行した場合、わが国の死亡者数や死亡率が香港かぜの場合を大きく超えるようなことはないと思われる。
(香港かぜの死亡者数は、1968 年~69 年の第1 波では2 万人程度、翌年の第2 波で5 万人を超える。現在の人口に直すと8 万人から9万人)
・20世紀の新型インフルエンザは、国内では、すべて2回の流行を起こしている…。今回の新型インフルエンザ(S-OIV)が、現在は症状も軽く、患者数も比較的に少なくても、今年の秋か、冬に大きな流行になると専門家が警戒しているのは過去の大流行の事実から…。
2)新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰でも罹患しうる病気です
・過去のどの新型インフルエンザでも、出現して1~2年以内に25~50%、数年以内にはほぼ全ての国民が感染し、以後は通常の季節性インフルエンザになっていく。
・今回のS-OIVもやがては新たなH1N1亜型のA型インフルエンザとして、10年から数十年間は流行を繰り返すと見込まれます。すなわち、今回の新型インフルエンザ(S-OIV)の罹患を避けることは難しい。