どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

10人のゆかいなひっこし 美しい数学1

2014年07月29日 | 絵本(日本)
10人のゆかいなひっこし  

     10人のゆかいなひっこし/安野光雅/童話屋/1981年初版

 

 副題に美しい数学とあるのがみそ。

 10人のこどもたちが、隣の家に順番に引っ越し。
 10という数をいろいろ分解して考える遊びによって、子どもに数と量の感覚を身につけさせたいというのだが・・・。

 家の窓が切り取られて、前や後のページが見られようになっているつくり。前から見るのも最後のページからみるのも、自由自在。
  
 絵本という親しみやすいもので自然に数学(というおおげさなものではないが)への興味がでてくるかどうか。

 親と子で、どんな会話がされるのか興味ぶかい。

 数学者の森さんがちょこっとしかでてこないのが残念。         


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