10人のゆかいなひっこし/安野光雅/童話屋/1981年初版
副題に美しい数学とあるのがみそ。 10人のこどもたちが、隣の家に順番に引っ越し。 10という数をいろいろ分解して考える遊びによって、子どもに数と量の感覚を身につけさせたいというのだが・・・。 家の窓が切り取られて、前や後のページが見られようになっているつくり。前から見るのも最後のページからみるのも、自由自在。 絵本という親しみやすいもので自然に数学(というおおげさなものではないが)への興味がでてくるかどうか。 親と子で、どんな会話がされるのか興味ぶかい。 数学者の森さんがちょこっとしかでてこないのが残念。
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