雲をつかむはなし/あべ弘士/パイプライン/2017年初版
ある日、カワセミは、キツネよりも大きく、せなかのもようが空の雲そっくりの魚を見つけたことを なかよしのとカモシカにいいます。
つかまえたのかときくカモシカに、ギロッとみられて、手がだせなかったことを話したカワセミ。
二人は魚を探して、崖をおり、川へ。
ふたたび魚を見つけたカワセミに 「よし、いけ」と声をかけたカモシカ。
す-っときえ、ちかくで魚がはね、カワセミは水の中に・・。
そのとたん、空へ雲がかけのぼります。
カワセミが狙いをつけたのは、巨大な巨大な魚。立ち向かった小さな小さなカワセミ。最後の場面、カワセミが魚をつかまえたのかどうかは微妙です。
神奈川県秦野市を舞台にした映画から誕生した絵本とありました。