どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

雲をつかむはなし

2020年09月08日 | 絵本(日本)

       雲をつかむはなし/あべ弘士/パイプライン/2017年初版

 

 ある日、カワセミは、キツネよりも大きく、せなかのもようが空の雲そっくりの魚を見つけたことを なかよしのとカモシカにいいます。

 つかまえたのかときくカモシカに、ギロッとみられて、手がだせなかったことを話したカワセミ。

 二人は魚を探して、崖をおり、川へ。

 ふたたび魚を見つけたカワセミに 「よし、いけ」と声をかけたカモシカ。

 す-っときえ、ちかくで魚がはね、カワセミは水の中に・・。

 そのとたん、空へ雲がかけのぼります。

 カワセミが狙いをつけたのは、巨大な巨大な魚。立ち向かった小さな小さなカワセミ。最後の場面、カワセミが魚をつかまえたのかどうかは微妙です。

 神奈川県秦野市を舞台にした映画から誕生した絵本とありました。


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