パソコンサポート Q & A

パソコン講習会で寄せられた質問を解説しております。

SSDとは

2013年01月22日 | その他

パソコンのハードディスクに代わり、急速に普及しつつあるのがSSDです。
SSDは記憶媒体としてフラッシュメモリーを利用する記憶装置でsolid state driveの略です。
このSSDの人気の理由として、その劇的なアクセス性能の高さにあります。


パソコンのHDD(ハードディスク)をSSDに交換すると、データの読み書きが劇的に速くなり、作業が快適になります。

この性能差は、それぞれの内部構造の違いによるものです。
HDDは、回転する磁性体のディスクを磁気ヘッドで読み取るため、ディスクの回転やヘッドの移動で待ち時間が生じます。
一方、SSDは記憶媒体にフラッシュメモリを利用します。フラッシュメモリは電圧を制御してデータを読み書きするのでHDDのような待ち時間はありません。
パソコンと接続するインターフェイス部分は通常のHDDと同じ、シリアルATAが採用されています。


以下に比較をしてみました。



SSDの問題点としては、SSDの寿命が挙げられます。SSDで使われているフラッシュメモリは書き換え回数に制限があります。フラッシュメモリは使いこむと劣化します。一般的な保証期間は3年です。
また、SSDは書き込み量の増加に伴い速度が低下します。空き容量を効果的に活用するには「Trim」コマンドを有効にしたり、SSDを購入直後の状態に戻す「Secure Erase」コマンドを使用するなどの方法があります。

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