いよいよ「Windows8」が発売されました。
発売に当たって「前夜祭」が催されたりと、約3年ぶりとなる新OSに対する期待感がみなぎっていましたね。
ところで、「Windows8」ってどんなOSでしょう?
最大の特徴は、タブレット端末など、タッチパネルを搭載した機器に本格的に対応させたことです。また、クラウドサービスとの連携や、起動の高速化など、通常のパソコンでの使い勝手も高めています。
また、スタートメニューは廃止されました。さらに、Aero(アエロ)やガジェットも廃止されました。
「Windows 8」のシステム要件は、
・CPUが1GHz以上、
・メモリー(RAM)は2GB(64ビット版の場合)、
・HDDは20GB以上(64ビット)
「Windows8」を最も安く利用する方法は、パソコンのOSをアップグレードすることです。マイクロソフトでは、「 アップグレード版」を、店頭でのパッケージ販売と、公式サイトでのダウンロード販売という2形態で提供します。
アップグレード対象となるOSも、「Windows7」、「WindowsVista」、「WindowsXP(SP3)」と幅広くなっています。しかし、気を付けなければならない点もあります。それは、アップグレード時に「Windows8」へ引き継げる内容です。
引き継げる内容は以下の3種類です。
・マイドキュメントなどに保存した「個人ファイル」
・「ウィンドウズの各種設定」
・インストールしている「アプリケーション」
「Windows7」は3種類全て引き継げますが、「Vista」は個人ファイルとウィンドウズの設定のみで、アプリケーションは引き継げません。さらにXPの場合、引き継げるのは個人ファイルのみとなります。
「Windows8」には、ハードウエアやアプリケーションが「Windows8」と互換性があるかどうかを調べられる「Windows8 アップグレード アシスタント」というアプリケーションが用意されています。アップグレードするときは、このアプリを使って、どこまで引き継げるのか確かめてから作業することをおすすめします。
企業向けの新機能で注目すべきは、USBドライブでOSごと持ち運べることです。
これは「Windows To Go」という機能です。
ただし、企業向けエディションの「Windows Enterprise」だけが搭載しています。
USBメモリーは32GB以上の製品になります。
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